畑を見せていただいた。
前に伺った時は、亀戸大根が終わり、伝統小松菜はまだ残っていたが、
馬込半白節成キュウリ以外にも、今年も定植した早稲田ミョウガ、雑司ヶ谷ナス、千住ネギ、内藤トウガラシと、本来のキャベツの収穫期を迎えた中で江戸東京野菜を栽培されていた。
現在、江戸東京野菜コンシェルジュ協会では、希望者に馬込半白節成キュウリのポット植え栽培を楽しんでいただいていて、facebookに、皆さん写真を投稿している。
井ノ口農園では、すでに収穫が始まっていて、押上よしかつの佐藤勝彦さんを始め、おなじみさんが荷を取りに来ているというが、さすが井ノ口さんで、何を作らせても一流だ。。
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後継者の井ノ口勇喜夫さん。
ポット栽培をしている皆さん、参考にしていただきたい。
早稲田ミョウガは、自宅前の畑にもあり、キャベツ畑の西南の角地に植えられ、別に一昨年栽培した住宅街の中の畑でも栽培しているという、栽培面積は、昨年の倍の面積になったようだ。
JA東京あおばでは、豊島区の伝統野菜「雑司ヶ谷ナス」の復活普及を手掛けてきたが、井ノ口さんのお宅では一昨年から栽培してくれている。
千住ネギも今年から始まった。
千住ネギは、浅草「葱善」の田中庸浩社長にお願いして1000本弱の苗を持ってきてもらったもの。
足立区興野の内田宏之さんの次に栽培してもらうことになった。
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根深ネギを作るために、少し掘り下げてあるが、生育とともに土寄せをしていくが、十分な根深が期待できる。
内藤トウガラシの盆栽づくりを始めていた。
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よく見ると、針金が巻かれていた。
井ノ口さんならではの、凝ったものができそうだ。
秋の「内藤トウガラシフェアー」や「東京都農業祭」の江戸東京野菜展示コナーで見ることができるようだ。
井ノ口さんのキャベツは、都庁食堂で早稲田ミョウガタケをだしてくれた、西洋フード・コンパスグループの森川洋一部長のはからいで、
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15日から20日まで池袋西武デパート8階のとんかつ屋「〇かつ亭」で出されるという。
取材の帰りに、馬込半白キュウリをたくさんいただいた。
馬込半白の糠漬は絶品だが、糠床がないので、内藤トウガラシと朝倉の粉山椒を振りかけて、浅漬にしたが、馬込半白独特の食感がたまらず、味わいながらいただいている。
井ノ口さん、ご馳走さまでした。