清瀬市でセルリー栽培をしている並木猛さんから、電話をいただいた。
日本一のセルリーとして江戸川で栽培した伊藤仁太郎さんの栽培手法を守り、栽培していることは、当ブログで紹介した。
しばらく伊藤さんが残した種を使っていたが、数年前から自ら種採りも始めている。
並木さんのセルリーは伊藤さんから受け継いだ「コーネル619」で、
これは固定種で、味がいいから昔から人気の品種だ。
耐病性に優れているという交配種も出ているが、師匠の伊藤さんが「難しいのを作れ・・・・」という、教えを守っている。
最近はセロリと云われていて、オランダミツバ、清正人参などの呼び名もある。
伊藤さんが導入した時代の「セルリー」で販売している。
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ハウスで栽培していた中から採種用に良いものを選んで、自宅裏のハウスに10数本も集めていたが、鉢植もあた。
この時期、自宅裏の畑でトウモロコシを3000本栽培し、現在販売中です。
これもこだわりので、トウモロコシと云うと、ゴールドラッシュ、ピュアホワイト、ハニーバンタムなど甘い品種があるが、
並木さんは、消費者から「みらい」が美味しいと云われてから、新しいものに変えないで、みらいを作り続けている。
栽培上も発芽率がよいし、先端まで実が入るなど、
並木さんの、「みらい」を、皆さんが楽しみにしていて、もう一本食べたくなる味だとか。
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このあたりの栽培法らしいが、遅霜や風害対策として、マルチを敷いて、あとトンネルをかけて栽培する。
並木さんの場合は、苗が大きくなってもトンネルを取らず、穴から伸ばす。
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並木さんのお母さんが栽培していたのが、インゲン豆。
柔らかくておいしいと、これも、お客さんが付いているという。
今回伺ったときも、段ボールを数箱もって、東久留米の八百屋さんが、新鮮野菜を買いに来ていた。
枝豆、小松菜を収穫していたが、イタリアン野菜や人気のパクチーの栽培も一昨年から取り組んでいる。
たっぷりの堆肥を入れているからどれもおいしいと評判だ。