2016年07月01日

今年2回目の「はじめての江戸東京野菜講座」が、先日新宿御苑で開催された。


先月に続いて先日、2回目の「はじめての江戸東京野菜講座」が、新宿御苑で開催された。
1回から1カ月しか経過していなかったが、30名の定員は早く埋まった。



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今回も、講座に先立ち希望者には国民公園協会新宿御苑の本庄暁子さんが苑内を案内されたが、信州高遠藩・内藤清成の下屋敷の様子を残す玉藻池など講座と関連ある場所を・・・。

蒸し暑い日だったが17名が参加された。

新宿御苑がミシュランの観光地で三ツ星だったかに選ばれたというので、西洋系の外国人観光客がとにかく多い。
新宿駅に近く、ホッとするスペースとしてやってくる。



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これまで、インフォーメーションセンター2階で開催していた講座、今回は御苑サイドの都合で、管理事務所のあるサービスセンターの部屋に移して実施した。

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「江戸東京野菜には物語がある」
最近の話題として、鎌倉ダイコンがらみで、「鉄腕ダッシュ」のハマダイコンの話題。

また、最近情報が寄せられ来年を目途に復活を目指す「居留木橋カボチャ」についても詳細に説明を行った。






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上原恭子理事が担当して、パワーポイントで説明した後、会場を苑内の「レストランゆりのき」に移して、食べ比べや、試食が行われた。

【食べ比べ】
(生) 寺島ナスと千黒2号ナス ( 三鷹市 冨澤剛さん)
(茹で) 三河島枝豆 ( 西東京市 矢ヶ崎宏行さん)

【試食】
寺島ナスのキャビア風
加熱して皮を取り細かく切った寺島ナスに、黒オリーブ・アンチョビ・ニンニク・ケッパーなどのみじん切りを加えて
オリーブオイルで炒めてペースト状にしたものをバゲットに乗せて食べる、元々はフランス料理です。

寺島ナスのバジル味噌
素揚げした寺島ナスに、甘味噌にすりつぶしたバジルを混ぜたバジル味噌を添えました。

三河島枝豆の煮枝豆
小さい時から食べている下町の味「煮枝豆」を三河島枝豆で作りました。
鞘ごと口に入れて中に染み込んだ汁とともに枝豆を食べるのがクセになります。

【復習用江戸東京野菜】として
寺島ナス(立川市 清水丈雄さん)
三河島枝豆(西東京市 矢ヶ崎宏行さん)
をお持ち帰りいただいた。





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内藤清成の下屋敷(現新宿御苑) から生まれた内藤トウガラシと内藤カボチャなどを「レストランゆりのき」の、伊藤秀雄総料理長が、料理の箸休めにつけている話をしたが、

最後に山中祐樹シェフと一緒に、ゲストで加わっていただいた。
内藤カボチャのピクルスを皆さんにふるまった。

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馬込半白キュウリの糠漬けを皆さんの見ている前で切り分けた。




posted by 大竹道茂 at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | コンシェルジュ協会事業
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