JA東京あおばの板橋地区女性部では、同JAの板橋地区振興センター調理室に、料理研究家の齋藤朝子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ) を招いて、部員20名が集まり、江戸東京野菜を使った料理教室を開いた。
同JAでは、江戸東京野菜として、志村みの早生ダイコン(板橋)、雑司ヶ谷ナス(豊島区)、東京大越ウリ(北区)を始め、馬込半白キュウリ、小麦の尾島早生など、
この季節、地元農家が栽培していることから、女性部員からの希望で、地元の伝統野菜を使った料理教室を開催したもので、都合8品を作った。
JA東京あおばの板橋地区では、志村みの早生ダイコンと東京大越ウリを地元で栽培しているが、その他の野菜は練馬地区や石神井地区、大泉地区で栽培していることから、地元高島平の直売所「ファーマーズショップにりん草」に並ばないものもあることから、部員の皆さんは手に取って、齋藤先生からどのような料理に向くかなどの指導を受けていた。
志村みの早生ダイコンを使った
大根のジャコサラタ
雑司ヶ谷ナスを使った
茄子の四川風炒め
小麦の尾島早生を使った
バナナのソテーシナモン風味
志村みの早生ダイコン、南瓜、オクラ、茗荷を使った
夏野菜の吉野汁
尚 江戸東京野菜コンシェルジュの渡戸秀行さんが栽培した馬込半白キュウリは、普段食べているキュウリとは、食感が異なることから、各班ごとに塩もみにして試食したという。
また、東京大越ウリは、かつて奈良漬用に使われたり、浅漬けとして食べられていたものだが、
齋藤先生は初めてだったことから、研究用に持ち帰り、冬瓜と同じように、干しエビと煮たとのことで、美味しくいただけたという。