2016年08月04日

鎌倉だいこん未来研究クラブからの依頼で、発展に向けた勉強会に呼ばれた。


鎌倉だいこん未来研究クラブは、鎌倉だいこんの栽培と普及にかかわる活動を展開していてる。

昨年8月に、農のくらしアドバイザーとして派遣され、鎌倉だいこんを探し出すヒントを申し上げたが、1年足らずで、鎌倉だいこんの栽培・普及にまで広がった。

今回も、更なる発展に向けた活動について、アドバイスを求められていることから、鎌倉に伺った機会に、色々な方にお会いした。





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今年の1月に、今話題の鎌倉野菜の販売拠点「鎌倉市農協連即売所」に伺い、山森金雄組合長(当時)にお会いしていることは当ブログで紹介している。

その時、鎌倉大根の栽培を試験圃で行っていることをお伝えしたら、驚いておられたが、
今年、栽培をお願いできるか、お聞きしたら、「いいですよ!」と好意的なお返事を頂いていた。

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鎌倉市関谷の山森さんのお宅には、鎌倉だいこん未来研究クラブの広報担当の御園真倫子さんの車を、木梨峰夫さんが運転して伺った。
お住いの周辺は開発が進んでいて、住宅街になっていて、畑は離れたところに何ケ所かあると云う。

山森さんには、鎌倉だいこんの種をお渡しし、今年は50本の栽培をお願いし、「鎌倉市農協連即売所」で販売していただくが、残ったものは全量買い上げるというもの。
ご自身で栽培し販売することについては、ご自由にと申し上げた。

価格は、青首大根などを参考に、山森さんにお任せした。

播種は、8月末から9月初めで、11月26日の鎌倉だいこんの収穫祭に1部収穫と云うことでお願いし、
10月から11月にかけて、同未来研究クラブで、鎌倉だいこんの畑見学なども行いたいとお願いしてきたが、どれも快くお引き受けいただいた。

私と山森さんとの信頼関係の中で、山森さんには迷惑をかけられない。


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今回は、福来鳥の、20周年パーティーを兼ねていて、「鎌倉大根の畑部門のワークショップ」と、
「鎌倉だいこんのトークショー」が企画されいる。

佐助にある福来鳥の菜園では、「鎌倉大根の畑部門のワークショップ」が行われていたが、
募集した方々は、作業を終えて昼食をとるために福来鳥に向かったという。

畑に残った、山口勉さん、大田謙太郎さん、鈴木義朋さんが、畑の除草作業などをしていた。

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大田さんにスマホで撮影した作業風景を送ってもらった。





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平塚から来ている山口さんはリタイヤの後、菜園で多種の野菜を栽培していて、立派な野菜を提供する形で支援している。

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玉ねぎ、ジャガイモ、キュウリに茄子、トウモロコシ、マクワウリ、かぼちゃなどを、山口さんが栽培したもの。






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参加者によるドレッシング作りも、イベントの1つで、美味しいドレッシングができていた。

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「鎌倉だいこんのトークショー」と云う形で始まった。
広報担当の御園さんの司会だが、初めに松尾崇鎌倉市長の祝電が披露された。

松尾市長が「鎌倉だいこん」の取り組みに、ご理解をいただいていることは、当ブログで紹介している。

パワーポイントで、「鎌倉大根」〜復活との取り組み〜を作って行ったが、同未来研究クラブの、小林希典さんが、パソコンやプロジェクターなどをセッティングしてくれた。

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会場には、平山眞さんご夫妻を始め同研究クラブの方々が見えていたが、はじめての方も多かったので、これまでの取り組みを紹介した。

佐助稲荷神社に伝わる「源十郎」伝説と、鎌倉だいこん。
出雲おろち大根が商品開発されていることで、三浦のハマダイコンを紹介。
三浦のハマダイコンに、似たのが「葉山にあるよ!、」「それなら由比ガ浜にあるワ!」
それは鎌倉だいこんだ! ・・・・。

会場には、地元コミュニティーチャンネルJ−COMの鎌倉事務所から木下弘也さんがカメラを持ってきて撮影、6日に放送されると云う。

北鎌倉湧水ネットワーク野口稔代表は、(株)BELL WOODの鈴木弘明社長と炭の活用をしているようで、鎌倉だいこん栽培の菜園に提供したいと、発言。

野口代表は、早速ブログに掲載してくれた。

また、鎌倉市稲村が崎にお住いで、「鎌倉広町の森市民の会」の渡邉公子理事は、昔から由比ガ浜に生育している鎌倉だいこんの若葉や柔らかい莢などを摘んできて、山菜感覚で食べてきた。それが健康法だと皆さんに紹介した。




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生産を鎌倉市関谷の山森さんにお願いしたことについて・・・・、

以外に知られていないが、農家が野菜を栽培することは、「トレーサビリティー(栽培履歴)」が明らかに示されることで作物に対する信頼性が生まれる。

トレーサビリティーは、安全安心を維持するために、誰が(生産者)どこで(栽培地)、いつから(播種の日時)どのように(農薬名やまいた日時、堆肥や、肥料の内容等)栽培したかを、販売先に対して明らかにしなければならない。

山森さんが栽培を引き受けていただいたことで、鎌倉野菜のひとつとして位置付けられることも大きい。
鎌倉の農家に協力をいただくことは、鎌倉だいこんの発展には欠かせないことを説明した。

追録

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関谷の山森さんのお宅は、大船から近いことから、交渉事がスムースに行くように、観音様に祈願してから伺ったが、観音様の胸像の大きさに驚いた。

追伸

先日都庁の食堂でお会いした、カトレヤ・フィールドの富永哲也営業部長と、在日インド商工協会の大場多美子さんが、(株)玄の田中玄さんを誘ってこられた。



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野菜の学校の草間壽子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が「湘南野菜アラカルト」につついて講演をされた時に「鎌倉だいこん」について紹介してくれたそうで、

野菜ソムリエで、食育実践アドバイザーの梅若裕子さん(写真左)と、NPO湘南スタイル、アグリビジネスコーディネーターの井出朋子さん(写真右)が出席してくれた。

井出さんは鎌倉にお住まいで島根生まれと云うことで、鎌倉だいこんのご縁を強く感じていただいて、最後まで残って、事務局会議にも出席いただいた。

鎌倉にお住いで「鎌倉セルフケア」心理カウンセラー&食育アドバイザーの杉田成子さんも注目していただいた。

皆さんありがとうございました。


posted by 大竹道茂 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説の鎌倉大根
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