公益財団法人東京都公園協会が年4回の季刊号で発行する広報誌「緑と水のひろば」の企画編集をされている(株)シーエスプランニングの三品和彦さんから、久しぶりにメールをもらった。
三品さんには、昨年、奥多摩ワサビについて、原稿を書いてくれと云うので、三品さんと、カメラマンの鈴木一正さんと一緒に、奥多摩ワサビを生産している千島国光さんのワサビ田を取材したことは、当ブログで紹介した。
奥多摩ワサビが掲載された同誌は、SUMMER2015 80号として6月に発行された。
今回は、練馬大根だというので、大江戸線の練馬春日町駅近くの、練馬大根碑の前で待ち合わせをして、練馬大根の第一人者の渡戸章さんを訪ねた。
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渡戸さんからは、色々と練馬大根のことを教えてもらっているから、渡戸さんが私に教えているという光景をと云うことで、カメラマンの鈴木さんが、渡戸さんの表情を撮っていた。
「大根の種を撮るかい、今干してあるから・・・」とハウスの中に案内してくれた。
この大根、昨年、白石好孝さん、五十嵐透さんの3人で母本選定として採種用の大根を選んで、それを3人の各畑に植えて、採種していて、渡戸さんの畑でも採種をした莢を干していた。
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8月下旬には、この畑に、練馬大根の種がまかれる。
沢庵用に、12月になると収穫した大根を干して乾かす.
大根を洗いながら大根を傷を付け、乾燥しやすいようにするために鮫皮で洗うが、渡戸さんのお宅には鮫の形をした皮が残されている。
何年か前に渡戸秀行さんに案内してもらったが、練馬区立北町小学校の一角に、徳川綱吉御殿跡乃碑がある。
大根とは直接関係なく「鷹狩御殿」と紹介してあった。
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練馬大根には、又六伝説もある。
練馬区青少年館横に又六の碑があり、これも使うかどうかわからないが鈴木さんが撮影。
尚、「練馬大根」は、9月末発行の、AUTUMN 2016 85号に掲載される。