毎年、春と秋に行われている「内藤とうがらし生産者会議」、秋の会議は、毎年、新宿内藤とうがらしフェアに先立ち新宿御苑レストランゆりのきで開催されている。
開会にあたって、新宿内藤とうがらしフェア実行委員会の成田重行リーダーから、フェアについて紹介があった後、生産された「内藤とうがらし」の活用などについて報告があった。
引き続き、成田代表から江戸東京・伝統野菜研究会代表として、あいさつを求められたので、江戸東京野菜の生産者サイドから、内藤とうがらしフェアの成功を祈った。
12時から始まった会議には、小平の宮寺光政さん、練馬区の加藤晴久さん、東村山の久野稔晃さん、三鷹の冨澤剛さん、小平の岸野昌さん、府中市の石川孝治さん、八王子市の立川太三郎さんの代理で福島秀史さん、西東京の安田弘貴さんが、出席された。
会議の途中で、新宿御苑レストランゆりのきの、山中祐樹シェフソムリエが、江戸東京野菜の料理を出していただき、説明をしてくれた。
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先付けは(右上)、滝野川ゴボウと内藤とうがらしのきんぴら、雑司ヶ谷ナスのマリネ、山梨産のシカ肉と桃。
戻りカツオと早稲田ミョウガ(左下)
生産者組織の代表宮寺さんは、長雨で日照不足により、内藤とうがらしの栽培でも問題が生じたと報告した。
写真左上、内藤とうがらしの茎を、乾燥して焙じた、お茶
写真右上、パスタに、内藤とうがらし入りのソーセージ・チョリソ
写真左下、内藤かぼちゃと、早稲田ミョウガ。
写真右下、鳴子ウリのシャーベット、鳴子ウリの川を添えた。
府中市の石川さんが鳴子ウリ(府中御用ウリ) を栽培していることを、伊藤秀雄総料理長に伝えていたが、熟した鳴子ウリで、いろいろと創作してくれていた。
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シャーベットもそうだが、内藤とうがらしをアクセントにしたピクルスを試食させてくれた。
石川さんにも食べてもらったが、鳴子ウリの香りが残る味わいは、12月には料理として出すという。