農業共済新聞の高橋英樹記者が、せっかく鎌倉大根の取材に来てくれたので、
栽培をお願いしている鎌倉野菜の前組合長・山森金雄さんのお宅や、畑にお連れして間引きの様子を・・・、さらに自生地の由比ガ浜の状況。
そして、鎌倉野菜を販売している鎌倉農協連即売所(一名レンバイ)、と巡ってきたが、お昼になったので、大根料理の店「福来鳥」で食事をしようとやってきた。
店には、3組のお客さんが、食事をされていた。
えだ女将は、食事をしているお客様に、地元の佐助稲荷神社に伝わる古事として、鎌倉市民を助けた大根を昨年発見し、栽培をし始めていることを、盛んに伝えているが・・・・。
そんな席に、ひっぱり出されて、お客さんに説明させていただいた。
山森さんが栽培した鎌倉大根を間引きしてきたが、改めて食事が出てくる間に見ていると、ひげ根がたくさん出ているが、直根は素直に伸びていた。
えだ女将が、特別に鰹の刺身を用意してくれた。
ズイキの甘酢漬け(写真右上)、
レンバイで買ってきた、シャガイモの小さいのは料理してもらった。
茹でたイモを揚げて、甘醤油で煮っ転がしにして・・・。
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同店人気のメニュー「風呂吹き大根」、今月はバジルミソで、サーモンも乗っていた。
大根のスープは、「TOKYO & AROUND TOKYOブランド」認定。
ご飯は、カリカリした梅の混ぜご飯で、その触感がたまらない。
鎌倉市立御成中学校は、8月末の文化祭で栽培を始めたことを発表していて、
その後、どのような様子か、小日山理香教頭に了解を得て、畑を見せてもらった。
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同校の畑は、この時期、午後2時過ぎになると日陰になっていて、栽培環境としては十分ではないが、葉は徒長気味だが、それなりの生育を見せていた。
鶴岡八幡宮の裏、西御門にある市立第二中学校にもお願いしていて、相田良一校長に了解をいただいて畑を見せていただいたが、後から教頭の櫻井照明先生が畑に来ていただいた。
鎌倉の井出さんは、お嬢さんが桜井先生にも習ったそうで、久しぶりの再会のご挨拶をされていた。
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同校は、先月末に種を蒔いたばかり、隣に同日に蒔かれた交配種の大根とは比べ物にならないくらいだったが、今後の生育が楽しみだ。
同校では、10月3日の「学校だより」に、「大根の種まきと『鎌倉大根』の栽培」を掲載して、保護者の皆さんにも広めていただいていた。
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大根料理「福来鳥」の菜園にも立ち寄った。
山森さんの畑と比べるとだいぶ遅れが見えていたが、11月末の収穫祭が楽しみだ。
今回は、高橋記者をあちこち引っ張りまわしたが、あらゆる角度から、鎌倉大根を取材していただいたので、掲載が楽しみだ。高橋記者一日ご苦労様でした。
また、井出さん、一日車でのご案内ありがとうございました。