22日、6時半に目が覚めたのと同時にテレビをつけると、アナウンサーが「避難してください」と連呼していた。
津波情報だ。しばらく状況が呑み込めなかったが、何でも午前5時59分ごろ、福島県沖を震源とする地震があったからで、緊迫した津波情報が流れていたのだ。
今日は、10時頃から、テレビ東京の「なないろ日和」、”今が旬「大根」トコトン大調査in鎌倉” で、伝説の鎌倉大根が放送されるはずだが、津波の影響で今日の放送はなくなったと、思い込みがっかりしていた。
22日は、鎌倉大根のスケジュールが詰まっていた。
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鎌倉大根を栽培してくれている山森金雄さんが、8時頃から、初めて鎌倉市農協連即売所で販売する。
と云うことは、鎌倉野菜としてデビューする、記念すべき日だ。
そして、10時頃に、薬丸裕英さんの「なないろ日和」(テレビ東京)で「伝説の鎌倉大根として」紹介された。
NHKをはじめ民放各社が、津波の報道に終始していたのに比べ、テレビ東京では、早くから予定の番組を流していて、期待をしていたら、案の定 ”今が旬「大根」トコトン大調査in鎌倉” として放送してくれた。
14時からは、鎌倉市役所内の広報メディアセンターで、鎌倉大根収穫祭のプレス発表をするからと福来鳥の主人さとうえださんから、同席してくれと頼まれていたので、出席した。
発見までの経過は、私の方で説明したが、ベジラーメンの鎌倉大根ラーメンを開発した、田中玄さん、
鎌倉六国見山の木材で作った炭を、佐助の鎌倉だいこんの畑にまいてくれた北鎌倉湧水ネットワークの野口稔代表も同席されたので、記者の皆さんの質問に答えた。
記者の皆さんも好意的で、毎日新聞の因幡健悦記者は掲載しましょうと、反応が良かった。
これにより東京新聞が、11月25日「伝説の鎌倉大根復活を」として、
毎日新聞が12月4日、鎌倉大根が市場にデビュー。
帰りがけに、市長室に立ち寄ったら、鎌倉大根品評会の鎌倉市長杯と賞状を頂いてきた。
大根の葉を練り込んだシホンケーキに大根のジャム、そしてコーヒーをいただきながら、鎌倉大根収穫祭実行委員会が立ち上がり、最終打ち合わせが行われた。
テレビを見た視聴者からは、「鎌倉大根ラーメンはいつから食べられるんだ」と云った電話が福来鳥に何件もかかってきていた。
鎌倉大根ラーメンは、26日の収穫祭でお披露目となる。
鎌倉ダイコン・次回レンバイでの販売は、26日に、
山森さんが販売してくれる。
追伸
「なないろ日和」の粗っぽい番組作り。
先日、番組の紹介は当ブログでもしたが
これまで色々取材されてきたが、その場の思いつきで番組作りをする粗っぽさに驚いた。
ディレクターが山森さんに鎌倉大根を「元祖大根」と云えという。
色々な大根を栽培している山森さんは「元祖大根?、違う!」、鎌倉伝説の大根だ!、私も加わってしばらく押し問答、その場は直させたが、すでにレンバイで、何も知らない生産者の盛田康夫さんに、元祖大根と云わせていた。
したがって番組では苦し紛れに、元祖大根とも云える伝説の大根とか云っていた。
長く続いている番組だが、このように思い付きで番組が作られてきたんだとあきれた。