まず<鎌倉大根を知ろう>と、〜栽培と普及の取り組み〜をお話しし、その後、鎌倉大根の試食が行われたことは、当ブログで報告した。
鎌倉の佐助稲荷神社の謂われは・・・
源頼朝が病に伏せてていたとき、鎌倉の「かくれ里の稲荷」と名乗る翁が夢枕に立ち、平家討伐の挙兵を促した。
これにより後に、幕府を開いた頼朝は、かくれ里に祠を探し当て、佐助稲荷神社を建てたと伝えられていて、仕事運、出世運がアップする神社と云われて参詣者が多い。
佐助とは、頼朝が幼少のころ佐殿(すけどの) といわれていた頼朝を助けたので「佐助」の名を付けたといわれている。
その佐助稲荷神社に、大根伝説が伝わっていて、その大根が、鎌倉の由比ガ浜に生き続けていたことは、
福来鳥に集まった、鎌倉だいこん未来研究クラブの皆さんが発見、昨年当ブログで紹介し、栽培も始まった。
伝説の大根「鎌倉大根」の第2回収穫祭が、佐助稲荷神社で開催された。
今年は皆さんに栽培をお願いしていて、第1回の品評会が計画された。
今回の品評会は、鎌倉大根の普及と、どのようなタイプの大根を育成していくかなどの目的のために開催されたもので、鎌倉市からは市長賞をいただいた。
表彰式は審査委員長の講評で始まった。
審査委員長は、神奈川県農業技術センター三浦半島地区事務所の原康明研究課長で、日本一美味しいといわれる「湘白」を作り出している。
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品評会にあたっては、当初予定していた方から、まだ小さいなどとの自己の判断で見合わせた方々が多く、今回は、以下、5点の出品であった。
鎌倉だいこん未来研究クラブ
尾下千秋さん、 石塚康子さんの皆さんで
参考出品として、山森金雄さんに協力をいただいたが、
さすが、プロの農家だと、皆さんから賞賛の声が聴かれた。
品評会の発表に先立ち、「鎌倉大根 奉納の儀」が菊地晋介宮司により厳粛な中で執り行われた。
鎌倉大根賞 鎌倉市立御成中学校
鎌倉市長賞 尾下千秋
審査委員長賞 鎌倉だいこん未来研究クラブ
福来鳥賞 石塚康子
髭根が立派だったで賞 鎌倉市立第二中学校
東京新聞を読んで収穫祭を知ったと駆け付けた方が、鎌倉大根を食べたいと云うので、
審査委員長賞を受賞した、鎌倉だいこん未来研究クラブの、鎌倉大根をご祝儀価格で販売された。
寒い中、奉納の儀が終わるまで境内でお待ちいただいた皆さん
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佐助稲荷神社下社では、「油揚げの巾着煮」が、振る舞われた。
巾着の中には、柔らかな大根が入っていたが、寒い中、温かい油揚げの巾着はほっとした気分にさせてくれた。
会場で地元の「かまくら春秋社」企画編集室長の山本太平さんにお会いしたので、帰りがけに絵本塾出版の尾下社長と鎌倉駅前のレストランで今後の出版などについてお話を伺った。
尾下社長は、鎌倉大根の伝説から発見に至る経過を絵本にしようと準備が進んでいる。
山本室長は、私の話を聞いて面白いと思っていただいたようで、タウン誌「かまくら春秋」1月号で紹介すると云っていただいた。
☆12月4日、毎日新聞神奈川版で伝説の鎌倉大根が掲載され1た。
因幡健悦記者ありがとうございました。
☆そごう横浜店 B2「お食事ちゅうぼう」
2016年12月13日(火)から19日(月)
蘇る!!伝説の鎌倉だいこん
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