日本の伝統食を考える会の中筋恵子さん、浅岡元子さん、大坊孝子さんの皆さんがわざわざ訪ねて来られたことは、当ブログで紹介した。
伝統食列車 第25号」開催にあたり、いくつかの協力を依頼された。
@、12月3日、4日、18時から実施する、郷土食交流会に、
東京からは江戸東京野菜で何か出してほしい。
A、12月4日、東京農業の視察等ができないか。
B、12日5日、午前中の講演依頼。と云うもの
4日(土)は、ちょうど「練馬大根引っこ抜き競技大会」が午前中開催されることから、JA東京あおばに依頼して引き抜きの体験を。
また、18時からの郷土食交流会には、品川カブを使った「品川汁」など
そして、5日の講演は「江戸の食の”柱“は江戸生まれの野菜」として、お引き受けした。
3日、4日の郷土食交流会については、現在収穫されている江戸東京野菜の中から、伝統小松菜と亀戸大根を西東京市の、矢ヶ崎宏行さんから、
青茎三河島菜と品川カブは小平市氏の岸野昌さんから購入。
世田谷区上馬1丁目の八百森の森田哲也さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)に依頼して、同店が昔から漬けてきた、人気の漬物に仕上げてもらった。
品川カブ
カブを輪切りにして、塩漬けにしました。
よく噛むとカブのほんのりとした甘みが味わえます、
また茎の部分がとてもおいしいのが特徴です。
信州の野沢菜もカブですが、勝るとも劣らない味です。
伝統小松菜の後関晩生小松菜は、
内藤トウガラシと昆布が入っています。
交配種の小松菜と異なり、後関晩生小松菜の深い旨みをお楽しみいただきたい。
亀戸大根は ダイコンを半月切りにして、ゆずの香り漬けにしました。
野菜の漬物の中でも亀戸大根の漬け上がりの美しさは際立っています。
粋な江戸っ子好みの漬物でしょう。
今回は刻んで漬けましたが、亀戸は漬け上がりの姿が、とても美しいと思っております。
三河島菜は シンプルに塩漬けにしました。
さっと湯通ししてから、漬けてあります。
茎の部分のシャキシャキとした食感と葉の部分の
うまみをお楽しみください。
以上、森田さんの思いが伝わってくる。

追伸
4日の「練馬大根引っこ抜き競技大会」への体験参加はここから。