2017年01月19日

出流ふれあいの森で開催された出流観光会主催「柚餅子作り体験会」に参加した。


料理研究家の冬木れい先生のお誘いで参加した、「小江戸・栃木市モニターツアー」。

関東八十八カ所特別霊場第十七番札所、真言宗智山派出流山満願寺の初詣を済ませ、次の目的地「出流ふれあいの森」にやってきた。

何でも、平成27年度から栃木市では、地元出身でふるさと大使の料理研究家・冬木れい先生監修で、同市らしさを生かした食をテーマに、「とちぎ江戸料理」として、市内参加店などを募り、勉強会の開催や料理の開発などを行ってきたという。




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中でも、7軒のお蕎麦屋さんと1軒のお土産店でつくる出流観光会では、出流柚餅子プロジェクトを結成し、江戸時代の珍味「柚餅子(ゆべし)」の製造に取り組んでいる。

そこで栃木市では「広報とちぎ12月号」で市民20名を募集し、我々「小江戸・栃木市モニターツアー」参加者35名を加えて、出流観光会主催「柚餅子作り体験会」を、「出流ふれあいの森」で、14日(土)15時10分〜17時10分で実施したもの。

挨拶する冬木れい先生

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体験会の司会進行を行う、栃木市観光振興課観光イベント係の藤岡真明さん(写真上)



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柚餅子の作り方について、満願寺仁王門前の
「手打ちそば福寿屋」の白澤公世さんが説明してくれた。

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地元出流町の「そば処 さとや」のオーナー新里宗一さんが
柚子のくり抜き方について説明してくれた。

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柚子の内側の白いワタをきれいに取り除かないと、苦みが出ると云う。




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手打ちそば福寿屋のオーナー石川賢一さんが味噌の入れ方を指導。
空気を入れないように等、結構難しい。

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柚餅子は、くりぬいた柚子の中に、蕎麦粉、蕎麦の実、
柚子、胡桃、みりん等をまぜた味噌を詰める。

試食用に作っておいたものをいただいた。(左下)

江戸時代の料理書「料理物語」(1643年)にも製法が記されており、
酒の肴やご飯のお供として、
長く食されてきた我が国伝統の保存食のひとつ。

味噌を入れてラップに包み名前を書いたら、まとめて蒸してくれる。

その待ち時間を利用して「蕎麦がき」づくり。





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6人の班ごとに代表1人が、蕎麦がき作り体験。
指導は、地元の土産店橋本誠商店の橋本たか子さん(写真右)。
そば粉は、栃木県仙波産の在来種。

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そばがきレシピはここから






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お土産に、そば粉と柚子、

そして柚子七味と焙煎七味をいただいた

モニターツアーだから、最後にアンケート用紙が配られた。

プロジェクトの皆さんオールスターキャストで、
親切に教えて頂きまして、ありがとうございました。

追伸
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自分の柚餅子は持ち帰り、いただいた半紙にくるんで
部屋に吊るしているが、よい匂いだ。

巴波川の遊覧や蔵の街観光はここから





posted by 大竹道茂 at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話
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