先日、福寿草が咲き、水仙が満開の新宿御苑に行ってきた。
江戸東京野菜コンシェルジュ協会の納所二郎理事長と上原恭子理事が、2月25日に新宿御苑で開催するスタデー&カフェの打ち合わせのため行ったようだが、
同苑の本荘暁子さんにお会いしたら、レストラン「ゆりのき」で、三田育種場が発行した「穀菜辨覧(前編)」を展示していると聞いて、見てきたと教えてくれた。
三田育種場は、新宿御苑が内藤新宿農事試験場時代に分園として現在の港区三田に設置されたもの。
本荘さんにも、伊藤秀雄総料理長にもお会いしたいと思って、伺った。
(一財)国民公園協会 新宿御苑のレストラン「ゆりのき」前にある梅林には、一重の福寿草がたくさん咲いていた。
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福寿草は、江戸の頃にはたくさんの園芸種が生まれたが、可憐な一重の品種も良い。
水仙も、香りの良い品種が満開だった。
レストラン「ゆりのき」の伊藤シェフにお会いし、今年も、江戸東京野菜のお料理をお願いした。
「穀菜辨覧(前編)」は、各ページをコピーし、よしずに貼られていた。
コピーをバックに伊藤シェフにカメラを向けたら、こんな格好で・・・・と、
コックコートを着た伊藤シェフを見慣れているから、これはお若く見える。
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NPO法人江戸東京野菜コンシェルジュ協会が「ミュゼダグリ」と云っていた頃 新宿御苑とのコラボで「あっぱれ野菜! SUTUDY & CAFÉ」を、レストランゆりのきで開催したときに、本荘さんに、一度見せていただいたことがある。
ページ毎にコピーしてあると、見ごたえがある。
内藤とうがらしの、八房も、「八房蕃椒」「やつぶさたうがらし」とあり、肥料にも人糞や水糞の文字、時代を感じさせる。
元々は種の絵袋として使われていたようだ。

出口には「とうきょう食材使用店」の冊子や協会のチラシも置かれていた。