2017年01月24日

東京杉並ロータリークラブ例会での3度目の卓話は、「東京にもあった伝説の大根」


東京杉並ロータリークラブ榎本和夫会長から電話を頂き、3度目の卓話の依頼があった。

同クラブには、2013年9月に招かれたのがはじめだったが、同ロータリークラブのメンバー、杉並の高橋延治さんと、練馬の榎本和夫さんは、昔は農家だったからよく知っていたが、東京農業の事を話す講師を探していたようだ。

杉並の農業と、会場のヒルトン東京がある新宿の江戸東京野菜について話している。
2度目は、2015年11月だった。
新宿の昔の農業に絞って、内藤カボチャや内藤とうがらし、そして鳴子ウリなどの話だった。





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榎本和夫会長(左)と高橋延治さん(右)
昨年、榎本さんが会長になられたときに、また頼むと云われていたが、
12月に電話があって1月の例会で卓話を依頼された。

上の画像をクリックする
会長の挨拶で例会はスタート
高橋さんのリードで、「我等の生業」を参加者全員で合唱
続いて、季節の歌の中から「春の小川」を・・・・。






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今回の卓話のテーマは「東京にもあった伝説の大根」とした。

上の画像をクリックする
イントロは、杉並の話。昨年、成田西農業公園が開設した、
杉並の伝統野菜「高井戸キュウリ」の栽培が始まり、
同農業公園のランドマークになっている。





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鎌倉大根の話に入った。
一昨年、鎌倉の銭洗弁天近くの佐助稲荷神社に伝わる伝説の大根を探してほしいという話が、鎌倉の大根料理の店「福来鳥」の女将から依頼があったこと。

その伝説とは鎌倉幕府のあった頃の話しだ。

上の画像をクリックする
当ブログでは、カテゴリーの「鎌倉大根」に
これまでの取り組みを掲載している。






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家康が入府する前の日比谷の入江は、江戸の前海につながっていた。
家康は神田の山を切り崩して、日比谷の入江を埋め立てて、日比谷堀などが作られた。
当時桜田門のあたりから、陸地になっていて、桜田門から半蔵門に向かってのお堀端には、ハマダイコンが群生している。

ハマダイコンは辛味大根だから、そばで食べたら旨いと思うが、ハマダイコンが群生しているお堀端は、環境省の管理下になるため、それを採種するには環境省の許可が必要だ。



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今回のゲストは、
バルカン室内管弦楽団音楽監督の柳澤寿男さん。

バルカン室内管弦楽団は、
2007年に日本人指揮者柳澤さんによってバルカン半島の
旧ユーゴスラヴィアの敵対する民族が一緒に演奏するために設立された室内管弦楽団。
東京杉並ロータリークラブが支援してきたことから招いたもの。

追録
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2015年、2016年と、クリスマスイブに開催された
同ロータリークラブの家族親睦会にお招きいただいた。

日本将棋連盟の森下卓九段も、
卓話の講師をされたようでご一緒させていただいた。

上の画像をクリックする
家族を招待してのパーティーは、和やかで楽しいものだった。
帰りには、練馬の農家が栽培した、シクラメンが
参加者全員に、クリスマスプレゼントとして配られた。


追伸
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東京杉並ロータリークラブ週報が送られてきた。
豊福伸欣様に写真と原稿を送ったら週報に掲載していただいた。

上の画像をクリックする

ありがとうございました。


posted by 大竹道茂 at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等
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