“早稲田ミョウガのミョウガタケの出荷が始まった”と云うので、練馬区の井之口喜實夫さんのお宅に伺った。
すでに、江戸東京野菜コンシェルジュ協会では、更科堀井を会場に、料理研究家の林幸子先生と、江戸ソバリエ協会とのコラボで実施した、「更科堀井 冬の会」と、高円寺演芸まつりで実施した、うおこう寄席の懇親会で皆さんに食べていただくために、井之口さんに無理を言って分けていただいている。
先日、井之口さんのお宅に伺って、ムロを見せていただいた。
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2月出荷用のムロは右で、3月出荷用のムロは左、どちらもすくすくと生育していた。
昨年実施した、新宿区における早稲田ミョウガタケの学校給食は今年も予定されていて、
新宿区教育委員会保健給食・幼稚園係小林明子主査に伺うと、2月16日、17日、23日、24日に分けて、小、中30校の給食で実施すると云う。
井之口さんのお宅とは車で10分のところにある、練馬区立光が丘秋の陽小学校の佐藤綾子栄養教諭が地産地消の教育として、東京の食材を使った食育を進めているが、練馬で栽培している江戸東京野菜の早稲田ミョウガタケを食べてみたいと云っていたのを思い出し、井之口さんから頂いたので、お持ちした。
ミョウガだけと青菜のゴマ和え(左下)
ミョウガだけと肉団子のすまし汁(右下)
ミョウガだけと鶏肉のいためもの(上)
地産地消、練馬区の学校給食でも使ってもらいたいものだ。
佐藤先生は、地元の伝統野菜にも注目されていて、昨年は同校の6年生に練馬大根のお話しをさせてもらったことは当ブログで紹介している。
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昨年、練馬区学校給食栄養士会で練馬大根の実態を紹介したので、固定種の練馬大根を栽培している渡戸章さんが干したチップもお持ちした。
早速、「練馬切り干し大根の麹マヨ」を作られて、写真を送っていただいた。
渡戸秀行さんも、夏に練馬大根を食べられるように、干し大根を研究しているので、練馬区の栄養士さん達とのコラボもできればと思っているようだ。