毎年11月に東京都農住都市支援センターが、京橋の大根河岸から隅田川を渡り、小名木川を遡り、中川口まで行くバスツアーを実施している。
江戸は運河が張り巡らされ、水の都の一面を持っていた。
しかし1964年の東京オリンピック開催にあたり、都心部の運河は高速道路に姿を変え、日本橋の真上に高速道路が通過するようになり、景観が変わってしまった。
改めて、江戸期における農業、農産物、そして舟運を見つめ直すと、そこに江戸東京野菜の物語が浮かび上がる。
そんなことを、知り合いのスペインクラブの田代順社長に、水辺から舟運を体験してみたいなどと、お伝えしていたことがある。
田代社長は覚えてくれていて、ご友人の平野拓身氏(株式会社ジール社長) が、報道関係者を招いて特別試乗会を行うと連絡をいただいた。
なんでも、潟Wールが所有する船舶の内覧会を行い、
のどかな漁港風景から工業地帯、大都市の景観に至るまで、様々なクルージングの場面がある東京湾等での活用について紹介する、〜人々と海と水辺をつなぐ、クルージングを体験〜 に参加できるという。
当日は、品川区東品川の第三斎藤ビル1Fの、レストラン「キャプテンズワーフ」に伺った。
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今回の企画、田代社長も見えていて、挨拶をされていた。
平野社長(左)と、國谷剛部長(パーティーイベント事業部) から、パワーポイントを使ってのプレゼンが行われた。
同社は1993年6月に設立され、“人々と海と水辺をつなぐ”をコンセプトに東京を中心に内湾クルーズ船の商品企画、運営、運航が紹介された。
クルージングを気軽に体験できるよう、4種類の所有船舶(7隻)で航路・人数・目的に応じた様々な商品を展開。
パーティークルーズ、ウェディングクルーズ、撮影事業部、海洋散骨、グランブルーセレモニーの体制となっている。
天王洲アイルエリア(東品川)に自社プライベート桟橋と直営の地中海料理レストラン「キャプテンズワーフ」を所有している。
レストラン「キャプテンズワーフ」から自社桟橋に係留されている各船舶の内覧が行われた。
平野社長から、歓迎の挨拶。
これから桜のシーズンは、隅田川堤の桜並木、目黒川の桜並木を船上からお花見クルーズも人気商品だとか。
その他にも、隅田川クルーズ、東京湾クルーズ、運河クルーズ、水路クルーズなどがある。
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船長から、「ジーフリート」の紹介と、クルージングは90分程度を予定しています。と・・・
スペインのシェリー酒をワイングラスに注ぐべネンシアドールのパフォーマンス。
「生ハムと一緒にシェリー酒をどうぞ!」と・・・
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イベリコポークの生ハム(上左)と、ローストビーフ(上右)等が振る舞われた。
デッキでは、夜風を受けながら焼きたてのリブロースをいただいた。
田代社長に、シャンパンをついていただいた。
田代社長ありがとうございます。
クルーズのコースは、天王洲運河から京浜運河に出て、レインボーブリッジをくぐると、豊洲ふ頭と晴見頭頭の間へ、
豊洲運河から隅田川に出て、永代橋をくぐり、隅田川で一番美しい清洲橋の手前でUターンして帰路へ、
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デッキでは、パーティーイベント事業部の小野寺しげみ係長が案内してくれた。
勝鬨橋をくぐって右手に築地市場を見ながら、日の出桟橋、レインボーブリッジをくぐり、京浜運河から同船の桟橋・天王洲ヤマツピアへ。
桟橋天王洲ヤマツピアに戻った「ジーフリート」。
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クルージングの船内では、招かれた江戸東京野菜コンシェルジュ協会の上原恭子理事や、料理教室を開いている田代由紀子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ)が、江戸時代の舟運と江戸東京野菜の話題で、交流を深めていた。
今回も初めての出会いがあった。
JTBパブリッシングの小林茂編集長(上左)、東京モノレール株式会社浜松町駅の山野道彦駅長(上右)は特別講演をされたが、品川カブを食べたことがあると、江戸東京野菜についてよく知っていた。
POW−DERのエディター高成浩氏、本命女になる方法の青山せり奈さん、風水・紫微斗数コンサルタントのAkiko Bibi Shimizuさんにお会いした。
2009年に、電気ボートで初めて日本橋川から隅田川までの舟旅をしたが、あの時はクルーズで何かコースを作ろうとまでは、思ってもみなかったが・・・
このクルージングで、江戸東京野菜と舟運について、幾つかのコースを「潟Wール」に提案してみようと思っている。