これまで「江戸東京野菜」の物語編と図鑑編、その前に、JA東京中央会から「江戸東京ゆかりの野菜と花」をはじめとする江戸東京シリーズ3冊も、農山漁村文化協会にお世話になっている。
その後の、江戸東京野菜の情報も伝えておかなければと、時間を取ってもらった。
赤坂見附で下車して、農文協に向かって歩き出した。
しばらく振りだから道を間違えて坂道をTBSの方へ登って行ってしまったが、満開のしだれ桜を見ることが出来た。
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何年も前のことになるが、「江戸東京野菜」の担当で世話になった阿久津若菜さん(農文協プロダクション)が待っていてくれた。
農文協で、10数年ぶりに群馬県の澁谷襄さんにお会いした。
澁谷さんとは、現役時代、お互いに役員を支えるポストにいたときに関東甲信の仲間として一緒に仕事をさせていただいた。
名刺交換をさせていただいたが、CAG中央農業グリーン専門学校教育顧問で、和食アドバイザー検定協会会長とあった。
そして利根沼田学校組合教育委員会教育長の名刺も・・・・・。
何でも前職の任期満了を待って平成23年、前橋に本部を置く中央カレッジグループに、農業の専門学校(農商工連携経営研究所を併設)が設立され、校長として農業の実践教育に情熱を傾けてこられたようだ。
25年には「和食アドバイザー検定協会」が設立されたことで会長に就任されたという。
「和食アドバイザー検定協会」は、前橋にあるが、受講者は全国からで
今も現役でバリバリとご活躍だ。
農文協発行の、和食アドバイザー検定公式テキストを使っていることから、同社でお会いしたもので、編集局地域出版プロデューサーの田中克樹さんが対応されていた。
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同書は奥村彪生先生が監修しているが、農文協からは「聞き書 ふるさと家庭料理」全21巻をはじめ、昨年は、「日本料理とは何か」を出版している。
奥村先生には、宮寺光政さんと参加した「深大寺蕎麦を味わう会」でお会いしている。
和食アドバイザー検定協会事務局の林希巳与さんにお話しを伺った。
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ジュニア和食アドバイザー検定は、平成27年度から年2回行っていて
ジュニア和食アドバイザー検定有資格者が、「和食アドバイザー検定実技講習会」を受けて
初めて「和食アドバイザー」となる。
「ジュニア和食アドバイザー検定」のチラシを頂いた。
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実技講習会が10月に東京で開催されるようだ。
東京の伝統食もいろいろある、
和食の料理人にも、親しくさせてもらっている方々がいるので紹介できますよ、と伝えた。
澁谷会長と、しばし旧交を温め「お手伝いができることがあれば遠慮なく!」と云って別れた。
阿久津さんが、農文協の屋上には同好の方々の菜園があると云うので見せていただいた。
さすが農文協、色々珍しい植物が栽培されていて、苺も栽培されていた。
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農文協プロダクションの鈴木敏夫社長にお会いしたいと、阿久津さんにお願いしていたので、時間を取っていただいた。
10年も前だったが、江戸東京野菜を出版しないかと云ってくれたのが鈴木社長だった。
その気になるのに2年もかかった。
鈴木社長からは今の出版業界の話も聞いた。