のらぼう菜の主産地、JAあきがわ(坂本勇組合長) では、名産の消費拡大を図るべく、
同JA五日市支店を会場に、「のらぼう菜レシピコンテスト」を開催した。
のらぼう菜の消費は、年々増加傾向にあり、同JA地区ではハウス物の2月から始まって、4月下旬のまで、あきる野市五日市地区のらぼう菜生産者で組織する、JAあきがわ五日市ファーマーズセンター「のらぼう部会」の部員を中心に、栽培されている。
くせがなくて、茎の部分か甘いと好評で、2月から4月上旬までは、南多摩、北多摩などの地区でも栽培が始まっているが、五日市地区では、優良種の採種を特定の地域で実施するなど、固定種のタネを守っている。
毎年、3月末の日曜日には、あきる野市小中野の子生(こやす)神社で、のらぼうまつりが行われている。

「のらぼう菜レシピコンテスト」は、JA各センター、支店店頭ポスター掲示のほか、日本農業新聞、地元紙(西の風新聞社、西多摩新聞、街プレ)などで募集したが、23人の方々が39点のレシピの応募があった。
作りやすさ(普及性)、料理の工夫(独創性)を書類審査し7点を選び、
最優秀賞にはあきる野市の西元枝さん(写真)が
「のらぼう菜のパリパリ焼き春巻」で輝いた。
優秀賞は、奥多摩町の大串久美子さんが
「のらぼう菜のチーズ入り肉巻き」だった。
上の画像をタップする
左手前
「のらぼうリラックスカップケーキ」
佐久間美里さん
「のらぼう菜のチーズ入り肉巻き」
大串久美子さん
「のらぼう菜のパリパリ焼き春巻」
西元枝さん
左後列
「のらぼうのホットケーキ」
森田弘子さん
「中華炒め」
戸田玉恵さん
「のらぼう菜のそば寿司」と
「のらぼう菜の新タマネギの中華あえ」
三ヶ尻ヨシ子さん
尚、審査員には、JA東京厚生連管理栄養士の上野はずき管理栄養士と新村直子管理栄養士をはじめ、JAあきがわ女性部の木住野貞子副部長と、橋本敦美副部長に、JA役職員があたった。