早稲田ミョウガ栽培の第一人者井之口喜實夫さんご夫妻を招いて、今年最後、いわゆる名残りのミョウガタケLaunch会をやるからと、お誘いを受けた。
会場は、大泉学園駅近くの、「小料理石井」
実は、3月上旬の昼過ぎに、井之口さんのミョウガタケ栽培を見たいという方々と、大泉学園駅で待ち合わせ、小料理石井で昼食を摂ってから、隣の駅近くにある井之口さんのお宅に伺った。
その時、今度早稲田ミョウガタケを食べに来ますからと、皆さん和食の料理人・石井公平さんと約束をしていた。
井之口さんのお宅は、石神井公園駅近くということもあり、ご夫妻は自転車で来られた。
東京ウドの農家見学に参加した諏訪間千晶さん(左奥)と、植木美江さん(右奥)、ミョウガタケの農家見学に参加された碧野圭さん(中央奥)と、増田純代さん(前右)、そして左が八幡名子さん(多摩・八王子江戸東京野菜研究会)
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協会の役員以外では、御倉多公子さん(園芸研究家)と、若林牧子さんも参加された。
若林さんからは野菜ソムリエのアワード本選に、コミュニティTOKYOから東京ウドで出場し銀賞を受賞したとの報告を受けた。
会食は、上原恭子理事の司会で始まり、石井さんが歓迎の挨拶と、お料理について説明。
まず、井之口さんがお持ちいただいた名残りの早稲田ミョウガタケをかじるところから始まったが、サクサクとしたあの香りを楽しませていただいた。
出汁にこだわる同店は、まず鰹節を削ったものを戴くところから始まるが、今回も削っていただいて試食。
お隣が、小金井市の「チェリオ」オーナーシェフ滑川一美さんで、石井さんとは初対面のようなので、プロフーイルを紹介した。
石井さんは、大手企業の接待用施設で和食の料理人をされていたが、2014年に江戸東京野菜に興味を持って入門編に参加されたのが始まり。
江戸東京野菜を使った和食の店を出したいという夢をかなえるべく努力され、2015年に縁あって地元に「小料理石井」を開店した。
石井さんは、老舗「つきぢ田村」で修業、三代目田村隆氏を師匠と仰ぎ、技を引き引き継いで出汁にこだわり、地元産の野菜を使って、地産地消の店として固定客が増えている。
ミョウガタケの肉巻き
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サーモンとミョウガタケの酢の物
ミョウガタケの葉のお浸し
ミョウガタケのかき揚げ
紅菜苔の菜花(右上)は、井之口さんが持ってきてくれた。

ランチのお弁当は、
右から卵豆冨にミョウガタケも刻んで餡かけ。
お造りは、シマアジとマグロ。
根みつ葉のお浸し、鴈擬き、レンコンの酢漬けにホタルイカ(左上)
おから(右下)、新じゃがの酒盗和え。(左下)
江戸東京野菜・馬込三寸ニンジンのカステラ(中右)。
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地元の農家が栽培した野菜サラダは、
矢ケ崎宏行さんのレタスとルッコラ、
ガンショク豆、シラス、早稲田ミョウガタケ
自家製の鰹昆布、
お澄ましは、矢ケ崎さんのシントリ菜と豆冨
デザート
オレンジゼリーと自家製ドライオレンジ
八幡さんが、同会が5月14日に予定している “「川口エンドウ」を知る講座&ランチ会” を紹介した。
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