「杉並区立成田西ふれあい農業公園」は昨年の4月9日(土)に開園した。
昨年は、杉並区の伝統野菜、高井戸半白キュウリを栽培したいと云うので、協力し提供をさせていただいた。
そして7月には、同農業公園において「地域の伝統野菜」の講座を設けていただいたので伺ったが、区民の皆さんが地元杉並の一地域名の付いた野菜に注目していたことも当ブログで紹介した。
杉並区民の方々の反応を目の当たりにしたこともあり、今年は早めに同農業公園に苗の希望を聞いていたが、連休中に、小平の宮寺光政さんの畑に、齋藤瑞枝所長と中塚正一副所長がお見えになった。
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折角宮寺農園に見えたので、宮寺さんが栽培している状況をご覧になり、採種の仕方などの説明を教えてもらっていた。
畑のやぐらネギを見て、興味を持ったようで、宮寺さんが掘ってもらって、持ち帰られた。
やぐらネギは、ネギ坊主の代わりに珠芽と呼ばれる物を付け、そこからいきなり苗になることから、区民の皆さんに見せる農業公園にあっても面白い。
なお、当ブログで星野直治さんが、江戸東京野菜の寺島ナスを分けてくれるからと、ご案内したが、齋藤所長は早速星野農園を訪れ分けていただいたと報告があった。
3月31日改定のリーフレットが出来たが、「伝統野菜の取り組み」が掲載され、高井戸半白キュウリと内藤トウガラシを栽培しているとあるが、今年は寺島ナスが加わった。
齋藤所長は、これら3種の江戸東京野菜をまとめて、展示栽培をしたいと述べていた。
伝統大蔵ダイコンも、杉並が原産ということもあり、今後提案していきたいと思っている。