5月14日(日) ” 八王子の江戸東京野菜 「川口エンドウ」を知る講座&ランチ会” が10時から開催されるほか、
5月22日(月)から、26日まで江戸東京野菜コンシェルジュ協会が協力して、都庁第一庁舎32階南側の職員食堂で実施する 〜江戸東京野菜を食べよう !〜 シリーズ、は、「川口エンドウ」となった。
職員食堂を運営し 〜江戸東京野菜を食べよう !〜 シリーズ〜 を主催する西洋フードコンパスグループの森川洋一部長と斎藤和彦部長、同食堂の長谷川亜未管理栄養士は、毎回、開催前の産地を視察しているが、
今回は、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表の案内で、先日各生産者の圃場を巡った。
今年は、花が咲く頃になって、干ばつ状態で、生育が心配されていたが、4人の畑を見ると生産が早い方から、遅く定植した方まで、バランスがとれていて、均等に6月初めまでは収穫されるのではと思われた。
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森川部長たちご一行は、八王子駅から福島さんの車でJA八王子経済センター川口に、そこからご一緒して同JAの内山賢一センター長にも同行してもらい、川口エンドウ栽培普及プロジェクトリーダーの高野重春さんの圃場へ
西洋フードコンパニオン社の齋藤部長と長谷川管理栄養士
高野さんの畑では、たくさんの川口エンドウが実っていた。
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写真左から、福島代表、森川部長、齊藤部長、高野さん、長谷川管理栄養士
高野さんの川口エンドウは、14日のイベントに出荷されるようだが、22日からのイベント前には終わるような勢いだ。
高野さんからは、伝統野菜の栽培の難しさなど苦労話を聞かれていた。
高野さんの畑から、50メートルほどのところにある草木弘和さん(写真中央) の畑がある。
私が初めて訪ねたのは、2015年5月だった。
当時、川口エンドウは、草木さんが一人守ってくれていた。
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草木さんのエンドウは、犬目の農産物直売所に出荷されていた。
草木さんの畑では、遅霜対策で竹の枝を指していた。
この手法は、昭和30年代以前の栽培の方法で、冬の野菜・小松菜やホウレンソウ、亀戸ダイコンなどの栽培には笹の葉のついた枝を指しておくと、霜は笹の葉について、作物が守られるというもの。
川口の犬目地区の、野口好江さんの畑の生育が一番良かった。
野口さんは来られなかったが、近くで栽培している生産者遠藤和夫さん(写真右から2人目)が来てくれた。
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4軒目は、濱中敏夫さん(写真左から2人目) の畑、
濱中さんは、植木農家で、八王子パッションフルーツの栽培にも力を入れている。
濱中さんが、川口エンドウの栽培に取り組んでいただいたのは、2014年7月からだ。
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そもそも川口地区で伝統野菜の川口エンドウがあることを教えてくれたのが、濱中さんのお母さんの洋子さんだった。(2010年4月)
今回の畑見学は暑かったので、洋子さんには冷えた缶ジュースを出していただいた。。
濱中さんありがとうございました。
かつて八王子には、宗兵衛裸麦という、麦が栽培されていた。
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この麦、福島代表と江戸東京野菜推進委員会の水口均さんで、八王子での復活を語り合っていた中で、水口さんがジーンバンクのリストにあることをみつけ取り寄せ、高野さんが復活に向けで栽培しているもの。