江戸東京野菜の早稲田ミョウガを発見から、栽培、普及まで、第一人者としてご活躍いただいている練馬の井之口喜實夫さんには、昨年、江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座で、講演をお願いしている。
好評だったことから、今年「伝統野菜は長老に聞け!」 の講演会にお願いすることが、理事会で決まっていた。
これまで長老の認識としては、80歳代前後の方を称していたが、井之口さんはまだお若いので、「ベテラン農家」との表現にして、
「ベテラン農家は語る ! 特別講演」を、7月22日(土)の13時から開催される予定なので、先日、井之口さんの講演内容について、打ち合わせに伺いに上がった。
早稲田ミョウガの畑については、お節句の頃に伺っているが、順調な生育を見せていた。
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お節句の頃はまだなかったが、千住ネギが定植されていた。
昨年、浅草「葱善」の田中庸浩社長から勧められて栽培が始まったが、千住ネギ特有の根深葱は素晴らしいものだったことから、
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その技術をかわれ、田中社長の勧めもあって昨年の倍以上の栽培面積となったもの。
庭の花壇脇に大根の莢を付けた鉢植えがあったのでお聞きしたら、新潟方面に行ったときに浜に生えていたものを採取してきたという。
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鎌倉大根の復活などで、浜ダイコンに興味を持っていただいたようだ。
井之口さんの本業、キャベツ農家として、東京を代表する方で、これまで、東京都農業祭では、過去8人の農林大臣から大臣賞を受賞されていて、
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その技術が江戸東京野菜を栽培するベースになっていることから、技術についても、お話しいただけるという。