何年か前から、当ブログを見てはメールをいただいていた大浦美鈴さんが、今年になって、都庁の食堂で開催した 「江戸東京野菜を食べよう!」 にご参加いただいたのを始め、
3月には亀戸香取神社でおこなわれた亀戸ダイコンの福分け祭り、そして、4月の更科堀井の「春の会」にもご参加いただいている。
大浦さんはイベントを数多く手がけていて、3月だったか大浦さんがかかわるイベントの中で、「江戸東京野菜を皆さんに紹介したい」とのお話をいただき、有難いお話なのでお引き受けした。
「江戸東京野菜とお寿司、ワインの会」というイベントが、築地のジャパンすしカレッジで開催されるというので、江戸東京野菜の伝統小松菜、シントリ菜、川口エンドウを持って、お客さんが来る前に伺った。
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この会、潟~ューズワイン−Sの寺本清子社長(ソムリエ) が、ワインをライフスタイルにと、開催しているもので、隔月の最終金曜日・プレミアムフライデーに実施していて、5月26日に開催したもの。
3月も、寿司屋のあねやんこと、姉崎隆さん(ジャパンすしカレッジ・すし文化伝道師) とのコラボで実施したようだが、今回は、大浦さんのアドバイスで、江戸東京野菜を加えていただいた。
写真左下、左から、寺本社長、大浦さん、スタッフの遠藤めぐみさん
寺本さんの開催趣旨に賛同した大浦さんが、セレブなご友人などを誘って始まったと聞く。
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大浦さんの挨拶で始まった会は、初めに寿司文化の歴史などについ説明、終わったところで、寺本社長がワインを注いで回る。
また、姉崎さんも銘々に寿司を出す。

いくら江戸東京野菜がタイトルにあると云っても、
お寿司やワインがお好きな皆さんだから
空気を読まないといけないと思い、簡潔にお話をした。
@ 江戸東京野菜とは! から初めて
A 全国から集まった野菜のタネ、
B 江戸で生まれた野菜のタネは江戸のお土産になった。
C 粋な江戸っ子は白首大根で、青首はなかった。
D 貴重な遺伝資源は、生きたレガシーだ。
E 今食べている野菜は、同じ野菜ができない一代雑種。
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伝統小松菜とシントリ菜は、西東京の矢ケ崎宏行さんが
八王子の川口エンドウは、濱中俊夫さんが栽培したもので
お母さんの洋子さんが、麦を切ってくれたので会場に飾った。
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@ 白イカ、塩、 A 活け〆スズキ、塩(左)と 赤えび、湯霜
B ほたて炙り、柚子胡椒 C 真あじ、鮓締め
D インドまぐろ赤身、ヅケ E 活け〆イサキ、生姜 F サーモン
G インドまぐろ中トロ H 太刀魚炙り、塩青柚子がけ
江戸東京野菜の川口エンドウが出たところで
皆さんのところを回ってお話を聞いたが、
市販のキヌサヤエンドウとの違いを感じていただいた。
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突出し
旬の新もずくの酢の物
つまみ
初カツオたたき、ゆずおろしポン酢と特性薬味
止め椀
ヤマトシジミと江戸東京野菜の伝統小松菜の赤だし
帰りが遅くなるので、止め椀までいただかないで帰宅してしまった。
お寿司に合うワインをいろいろ揃えてきた。
田崎真也フランスワインセレクション
寺本社長は、SAKURA Awards の審査員をされている。
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お寿司に合わせて、お客さんを回る寺本社長

お客様とお話ししながら、寺本さんと、姉崎さんがサービスに努めていた。
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記念写真をというので、日刊スポーツ新聞社の赤塚辰浩さんに撮っていただいたが皆さんの笑顔は、お寿司とワインに満足された笑顔だった。
今回も新たな出会いがあった。
香研究会IRIの渡辺えり代代表、株象の笹目恵蔵会長、一般社団移住・交流推進機構の杉本政也参事、潟Wュエルジャパンの前田万里子社長、女子栄養大学の上野貴史調理技師と名刺交換をさせてもらった。
女子栄養大の上野さんは、お仕事柄江戸東京野菜を勉強したいと云っていただいた。
また、日刊スポーツ新聞社の赤塚さんは江戸東京野菜について、取材をしてくれるとのことだった。

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寺本社長の友人・蜷川有紀さんの資料が配布された。
何でも期間中 会場のお土産コーナーで、
ワインや、ポストカード、アーティストブックなどを販売するという。
田崎ソムリエが輸入したというフランスワインをお土産にいただいた
寺本社長ありがとうございました。
追伸
大浦さんが、お友達からメールが届いたと、連絡をいただいた。
(掲載はご本人の了解済み)
・お鮨とワインと江戸野菜のコラボ、とても楽しい会でした。特に大竹先生、品格ある素晴らしいお話に感動しました。もっと詳しくお話お伺いたいです。ありがとうございました! (新村ルリ子さん)
・金曜日は素晴らしい会にお誘いいただきありがとうございました️
美鈴さんの寿司にまつわるお話も、大竹先生の江戸東京野菜と種屋の歴史のお話、
どちらも本当にもっとずっとお聴きしていたかった



お寿司無くても良いくらい

・昨夜はありがとうございました。江戸東京野菜とお寿司とワインのコラボ、美味しいのはもちろんでしたが、江戸東京野菜の話を聴いていたら記憶のはじめの頃に出て来た人参がとても人参臭かった事や母の実家の庭の井戸の周りに茗荷が生えていて、採ってきて素麺に添えた事とか思い出したの!!
とても興味深くて楽しいお話に、江戸東京野菜にはまってしまいそう!また是非うかがいたいわ〜!(原口視知絵さん)
皆さんありがとうございました。