これから夏に向かってのイベントがいろいろあるが、そこで使う食材を今から探しておこうと、準備を始めた。
7月中下旬、都庁の食堂で行う〜江戸東京野菜を食べよう〜、8月8日9日の更科堀井での江戸そばとのコラボ、
その食材の一つに檜原村の伝統野菜「おいねのつるいも」が候補に挙がったので、産地に行ってきた。
昨年7月にも来ているが、笹野地区にある「ばんば特産物直売所」はまだ空いていかったので、その先にある檜原村観光協会の特産物直売所「やまぶき屋」まで足を延ばした。
お店には、平野貴志子さんが店番をしていた。
ジャガイモはいつ頃入荷するか、訪ねると、新ジャガは入荷しているという。
黒いネットがかけてあったので気が付かなかったが、きたあかり、男爵と並んで、
「おいねのつるいも」も入荷していた。
「おいねいも 37 吉村光雄 栢木野」とあった。
平野さんに聞くと、吉村さんは毎年早くできるという。
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早速「おいねのつるいも」を大きい玉のと小さい玉のを2袋買い求めた。
平野さんに「檜原には "昔のキュウリ"という伝統野菜があったが・・・」と、聞くと「何人かが栽培していて、吉村さんがタネを採って栽培しているから7月には出荷される」と教えてくれた。
檜原は、ジャガイモが良くできるから、じゃがいも焼酎もある。
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檜原のキャラクターは「ひのじゃがくん」だが、キャラクターの精度に欠けるのもある。
江戸東京野菜で、物語がある「おいねのつるいも」を、前面に出す必要があると思った。
やまぶき屋の駐車場の脇に、観光地図の看板があったが、ずぃぶく遠くまで来たものだ。
押上「よしかつ」の主人佐藤勝彦さんに、檜原に行ってくると連絡したら、7月になったら「おいねのつるいも」を買いに行くと云っていた。上の画像をタップすると拡大
檜原産の産物をのぞいていたら、平野さんが「そのハチミツは、三頭山荘の息子さんが人里(へんぼり)の近くで採取したもので」と教えてくれた。
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薫る養蜂園とあった
お会いしたことはないが、電話で連絡を取ったら、確かに三頭山荘の息子さん岡部竜州さんで、現在、人里の近くと数馬にミツバチの箱をおいてあると云うことだった。
大女将の里久子さんに、おいねのつるいもの話を聞きに何度かお邪魔していることを伝えたが、お互い気を許して話し合っしまった。
檜原の帰り道、のらぼう菜の碑がある、あきる野市小中野の子生(こやす)神社をすぎた辺りにある、松村精肉店の駐車場に車を止めた。
東京のブランド和牛、秋川牛の精肉を販売している店で、昨年、三國清三シェフを案内している。
昼時で、小腹が空いていたので秋川牛のメンチカツを食べたくて寄ったもの。
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松村兼房専務がいたので車で食べたいからと、揚げたてのメンチにソースをかけてもらって、かじりながら帰ってきた。
先日、絵本塾出版の尾下千秋社長と千年太郎さんが、JAあきがわの宇田俊史常務を訪ねている。
宇田常務は、檜原地区選出のことから、おいねのつるいもの絵本製作に協力求めたものだが、当日は都合がつかずに失礼をしてしまったので、お詫びを兼ねて伺った。
坂本組合長はお出かけだったが、左から宇田常務、市川辰雄専務、篠田孝廣常務。
宇田常務には、今年都庁の食堂で実施した〜江戸東京野菜を食べようシリーズ〜で、のらぼう菜の時に来ていただいていて、イベント用に「おいねのつるいも」の協力をお願いした。