都市大学付属小学校((重永睦夫校長))では、今年、4年生を対象にミクニレッスンを毎月1回開催しているが、第4回の授業が先日開催された。
三國清三シェフの食育授業では、年3回、お手伝いをさせていただいているが、今回は「東京の野菜を知ろう」をテーマに、桐組(35名)と桜組(31名)の生徒を対象に実施された。
三國シェフの「みなさん、おはようございます。」で始まった授業。
今日はこの学校のある「東京の野菜」を勉強します。
東京の農業、野菜に詳しい先生を紹介します、と云って紹介された。
上の画像をタツプする。
寺島ナスと千両ナスを各班に分けて、触ったり、匂いをかいだり、かじってみたりしてその違いを感じる。
江戸東京野菜と交配種の違いも分かりやすく説明。
今回も、東京産の野菜をいろいろと集めた。
寺島ナス、千両ナス、ミニカボチャ、緑オクラ、赤オクラ、緑ズッキーニ、枝付枝豆、黒キャベツ、スティクセニョール、赤ビーツ、紫バレーショ、無農薬インカのめざめ、キュウリ、細長ミニトマトアイコ(赤と黄)、伏見甘長とうがらし、ホワイトキュウリ、トーモロコシ、無農薬コリンキー、皮付きヤングコーン、紅白ラディシュ、馬込半白キュウリ
の22品目がザルに入れて各班に配られた。
ミクニレツスンをプロデュースしている松木直也さん(豆豆社)は、生徒たちが飽きないよう、野菜に注目するようユーモアを交えて三國シェフの授業を進行した。
上の画像をタツプする
当日は、殆どの保護者が授業を参観された。
授業では、各班ごとに指名をして生徒の積極的な授業への参加を促したが、たくさんの手が上がり、応えてくれた。
写真左下は、バーワーポイントのトップ画面。
三國シェフが料理した東京の野菜がたっぷりと入った「東京野菜のラタトゥイュジュレ」が生徒たちに配られた。
上の画像をタツプする
保護者の皆さんは別室の英語教室に移動して召し上がっていただいた。
どうしても食べられない生徒もいるが、三國シェフは無理をしないようにと声をかけていた
東京で野菜生産をする農家代表として宮寺光政さんが紹介された。
上の画像をタツプする
宮寺さんは、細長ミニトマトアイコ(赤と黄)と、馬込半白キュウリを持参していた。
キュウリは交配種のナツスズミと白キュウリのホワイティ―25と、宮寺さんの江戸東京野菜の馬込半白キュウリで、3種類が揃った。
三國シェフは、給食のお弁当をいただいて帰られたが、後片付けのスタッフの皆さん。
左から、宮寺光政さん、松木直也さん(コリンキーとビーツを持って)、岡本孝一さん(ソシエテミクニ)、由井和也さん(江戸東京・伝統野菜研究会)、檜垣依子さん(ソシエテミクニ)、福田耕二シェフ(世田谷区大蔵のイタリアン、ジータのオーナーシェフ)、
みなさんご苦労様でした、
野菜は、生徒の人数分に分けて持ち帰れるように袋詰(写真手前)めされた。