先日、たねびとの会が主催する舞台「しあわせのタネ」が高円寺の座・高円寺2で開催された。
今回は、お芝居が終わってから、トークショーに出演してほしいと云う依頼が来ていたので、どんなことになるのやらと、緊張感を持って出かけた。
今年の東京公演は、7月12日(水)、13日(木)の2日間だが、江戸東京野菜コンシェルジュ協会には、私と、上原恭子理事が出演を依頼され、打ち合わせをしたことを当ブログで紹介している。
当日の舞台は、撮影禁止だったので、女優の中山明美さんから、7月1日開催された市原公演のフィナーレの写真を送ってもらった。
上の画像をタップする
このお芝居は、固定種とか、交配種と云う言葉が次から次へと出てくる話。
新山家と農家の重森家の結婚披露宴が行われている会場で、新郎の叔母が野菜の話を持ちだす。
固定種の伝統野菜は良くて、現在一般に栽培されている交配種はダメ、という爆弾発言をしたことから、
日々交配種の野菜を栽培している農家、新婦の重森家は、なぜいけないんだと、両家の口論が始まる・・・・・。
お芝居の展開の中で、自然と引き込まれていく。
お芝居が終わったところで、新郎の叔母の役をやられた女優の中山明美さんに招かれて、
東京で在来野菜専門八百屋Warmerwarmerを営む高橋一也さんとステージに上がった。
高橋さんは、江戸東京野菜を栽培している生産者とも親しく、レストランなどに販売してくれている。
上の画像をタツプする
江戸東京野菜コンシェルジュ協会として出たので、皆さんに・・・・
これまでのキャリアを生かして、皆さんのステージで江戸東京野菜を普及するなどのやり方を教えますから、一緒にやりませんかと、語りかけた。
中山さんは、私のブログをよく見ていてくださるようで、「先日、世田谷区立砧中学に栽培部ができた記事が載っていましたが、私砧中出身なんです!。」と話題を振ってくれた。
会場では、協力組織の浅草葱善の田中庸浩社長とご子息の田中康晃さん、浅草十和田の冨永龍司社長にお会いした。
13日は、コンシェルジュ協会の上原恭子理事(野菜ソムリエ)と、野菜ジャーナリストの篠原久仁子さんがステージに上がった。
12日とは違って華やいだステージとなった。
江戸東京野菜に地名がついている理由や、45品目も認定されている背景を説明した。
終演後も反応があって、お客さんのエネルギーを感じた、と上原さん。
江戸東京野菜の食べ方についても話をされた。
上の画像をタップする
演出の増澤ノゾム氏(右)と中山さん。
多摩・八王子江戸東京野菜研究会の石川敏之さん、よこはま青果塾を主宰する藤岡輝好社長も駆けつけてくれた。
皆さん、ありがとうございました。