2017年07月23日

新宿区立落合第四小学校5年生に、地元図書館の企画提案で江戸東京野菜の授業を実施した。


図書館指定管理者を務めている叶}書館流通センターの新宿区立図書館関係者に、戸山図書館(大城澄子館長) で江戸東京野菜のお話をしたことは、当ブログで紹介した。

その後、大城館長が新宿区立の図書館に情報を流していただいたようで、下落合図書館の長谷川課長補佐からメールをいただいた。

長谷川課長補佐は、地元の区立落合第四小学校に、図書館企画として提案していただいた。

新宿の落合地区では、落合第三小学校と、同図書館の近くにある戸塚第三小学校には伺っていた。

落合第四小学校はまだで、5年の担任の先生とお話いただいたようで13日(木)の午後13時10分から1コマ1クラスずつ、計2クラスの実施となったもの。





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長谷川さんからは、小学校に行く前に図書館でUSBのチェックをしたいので寄ってほしいと云うので伺った。

同図書館は、今年の3月にオーブしていて、オープンライブラリーには、旧中央図書館跡地に下落合図書館としてオープンしたとあった。

上の画像をタップする
新宿区立落合第四小学校は、妙正寺川の河岸段丘の上にあり、学校正門は相馬坂に面している。

同校のある台地は江戸時代、将軍家のお鷹場となっていたが、明治になってからは妙正寺川や神田川を見下ろす景観の良さから相馬家などの屋敷もできた。

図書館では同校と事前打ち合わせを行い、パソコンとプロジェクターは図書館の資材を使うと云うので長谷川課長補佐と梅崎隆太さんが持って行った。





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同校の本間基史校長にお会いしたが、江戸東京野菜についてはご存じで前任校では栽培をしていたと話されていた。

図書館を利用する生徒も多いらしく、長谷川課長補佐や梅崎さんのことを生徒たちは知っていて、2人に挨拶をしていた。

上の画像をタップする
授業は、長谷川課長補佐の挨拶で始まった。
東京の伝統野菜「江戸東京野菜」を学ぶことから、調べ学習などを通して、新宿の歴史や食文化にまで発展させてほしい。と・・・・・

パワーポイントは、「江戸東京野菜とは」から始め、種を通して命を次代に繋げていくことができる野菜だと云うことを伝えた。

江戸東京野菜が45品目にもなった。
代表的な野菜の練馬大根が、落合の台地でも栽培されていた。
江戸から見た台地は西山と呼ばれていて、豊島区、中野区、練馬区に隣接していて練馬大根も栽培されていた。

新宿の昔の農業についても・・・・・・、
落合から見下ろす神田川が下った早稲田の地は、田んぼか、ミョウガ畑だった。
早稲田ミョウガを食べたことがあるかを聞いてみた。
早稲田ミョウガのミョウガタケを3月に給食で食べているからで・・・・・、

早稲田ミョウガとミョウガタケが結びつかなかったようで、食べたことがあると答えた生徒は少なかった。

内藤トウガラシを栽培した大久保小学校の事例、内藤カボチャについては西新宿小学校の事例を、
また、鳴子うりは柏木小学校での栽培事例を紹介した。

質問もたくさんいただいたが、皆さん注目して聞いてくれた。

追録

現在中央図書館は、大久保に移ってしまったが、
かつて新宿の伝統野菜を調べるために下落合にあった中央図書館に来たことを思い出した。

当時の中央図書館と下落合図書館は建物の装いが変わったのと、前回は高田馬場駅下車で来た。
今回は西武新宿線の下落合駅下車だったので、気が付かなかったが、帰りに高田馬場駅方面へ途中まで送っていただいたので、思い出した。
posted by 大竹道茂 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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