2017年08月24日

東京にも中山間農業があり、特徴的な農業経営をしているからと農業共済新聞の高橋英樹記者を誘った。


東京にも中山間農業があり、皆さん一生懸命に農業に携わっているが、苦労も多い。
一度取材をしてほしいと、農業共済新聞の高橋英樹記者に、情報を伝えていたが、ようやく時間を割いて、来てくれた。

都心から西へ約50キロはなれた東京都多摩地区で唯一の「村」。
村の中央を900m級の急峻な嶺が連なっていることから、村役場から左の道は、幾つもの集落を抜けて数馬集落、そして都民の森から奥多摩へ。
右へ行くと、こちらもいくつもの集落の先に藤倉の倉掛地区へと道が伸びていて、横道に入ると、人里離れた湯久保地区もある。

高橋記者とは拝島で待ち合わせ、車でJA秋川へ、市川辰雄専務と、檜原出身の宇田俊史常務にお会いして、話を伺った。





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檜原村には、江戸東京野菜の「おいねのつる芋」があるが、江戸の頃、おいねさんが甲斐国都留から峠を超えて檜原村の数馬に嫁に来た時に、持参したジャガイモ。

檜原の昔話は、数馬にある三頭山荘の大女将・岡部里久子さんに、昼食をとりながら話を聞こうと出かけたが、
ご高齢だからその日は「デーサービス」で不在だったので、畑の写真は撮ってきた。

2011年に畑に案内いただいた時の写真をブログに掲載してあったので、スマホから高橋記者に見てもらった。





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ばんばさんの特産物直売所の隣にある畑では、ウドが茂っていた。
春先は、ビニールの肥料袋をかぶせて、山ウドのようにして作っていたが、現在は根株を育成しているところだ。

上の写真をタツプする
おいねのつる芋があるかと、店番をしていた奥さんに尋ねたら、あると云うので、一袋購入した。






3-1.JPG

三頭山荘で、キュウリに鰹節を振りかけただけのものが出てきた。
シンプルに醤油をかけて食べると美味しい。

上の画像をクリックする
インゲン豆とジャガイモの煮物は、柔らかくて美味しかった。
おいねのつる芋かと思って、聞こうとしたら、そんな気配を察知して、「男爵」だと云う。
茹でた芋に塩が振ってあり、皮ごと食べるのが旨い。

鮎の塩焼きと天麩羅
天麩羅には、山菜が揚げてあった。
タラの芽、ウド、コンフリー、ドクダミ、マイタケの他に、西洋カボチャ、ナス等が揚げてあった。


posted by 大竹道茂 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 檜原村とあきる野市の農業
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