江戸東京野菜コンシェルジュ協会の福島秀史理事は、前から農業がしたいので農地を借りられないかと探していたが
東京都農業会議が実施している新規就農相談でアドバイスをもらい、 地元八王子の農地が借りられ、8月から栽培を初めたと云う。
聞くところによると、福島さんの畑は、サマーランドに向かう秋川街道沿いの八王子市立川口小学校の裏山にあたる。
近くには川口エンドウプロジェクトのリーダー高野重春さんの畑もあり、農作業のアドバイスをもらえる最高ところに畑が確保できたようだ。
一度見に来てくださいと誘われていたので、納所二郎理事長と上原恭子理事とで出かけたが、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の石川敏之さんも来ていた。
JA八王子の川口支店で待ち合わせをしたが、このところ連日雨が降るので、途中で降られてはと、車で出かけた。
上の画像をタップする
小学校脇の細い道を登っていったところで、高野さんが農作業をしていた。
高野さんの畑がここにもあった。
5月に川口エンドウを見に行ったことがあったが、その時は市立川口中学の脇にある畑だった。
ここの畑は1反、住宅が建っている東側にある。
畑では、江戸東京野菜の、寺島ナス、八丈オクラの他、奥武蔵地這キュウリ、世界一トマト、空心菜などが栽培されていた。
地這キュウリと世界一トマトをお土産に頂いたが、もぎたてを冷やして、キュウリは味噌で、トマトは塩を振っていただいたが、スーパー等、規格重視の店にはない、野菜本来の味がした。
福島さんの2番目の畑(800u) は、秋川街道を楢原方面に戻って、右に入ったところだが、畑の入り口に、八王子市の史跡・川口兵庫介館跡の石碑が建っていた。
上の画像をタップする
すでにトンネルやマルチを張ってあり、
トンネルには白菜の松島2号と馬込三寸ニンジンを、マルチには伝統大蔵大根と黒田五寸ニンジンを播種してあった。
この畑の隣には、川口エンドウの植草弘和さんの畑があるなど、江戸東京野菜の栽培農家が近くにいることは心強いはずだ。
生産が軌道に乗ったのら、高野さんに相談して農地を拡大していきたいと、夢を語ってくれた。
雑木林を登っていくと杉の植林が終わった山の上に出た。
上の画像をタップする
雑木林の山道には、キノコがあちこちに出ていた。