新宿区立東戸山小学校(川崎勝久校長)の羽田野有紀栄養教諭が江戸東京野菜を栽培したいと云うので、7月26日に伺って、4年生の担任生田淳子教諭のお考えも伺ったが、そのことは当ブログで紹介している。
栽培指導をされる先生についても相談された。
同校の近くにある元新宿区立東戸山中学校の跡地で、新宿区の子どもたちに農業指導をされている、梶谷正義先生を推薦していた。
日程も、8月31日(木)の午後と云うことで準備を進めていただいた。
昼頃、JR大久保駅から同校に徒歩で向かったが、小雨が降っていて、種まきができるかと心配になったが、昼食にレストランに入って、小一時間雨をやり過ごしてから、東戸山小学校へ・・・・
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川崎校長(写真上左・下右)に、新宿の小学校が取り組む江戸東京野菜について、ご説明をしているところに、梶谷先生も見えたので、栽培する菜園を見せてもらった。
6年生の菜園で1学期は使われたが2学期は使わないのか、4年生が借りられることになったようだ。
主事さんが、何度も耕うん機を入れたとかで菜園はフカフカだった。
栽培するのは、2学期からと云うので秋冬産の作物、菜園が浅いことからダイコンなど根菜類は無理。
江戸東京野菜は45品目もあるが、ひとつひとつチェックして、伝統小松菜をお勧めしたもの。
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伝統小松菜の「ごせき晩成小松菜」は、野口のタネを紹介してあったので、購入されていた。
当初、座学から始める予定だったが、雨が止んでいるうちに播種をしようと云うことで、種まきを先にすることとなった。
生田先生は、クラスをいくつかの班に分けて・・・・
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梶谷先生の指導で、播種しやすいように、支柱を使って・・・・
班長に配られたタネの入ったカップ。
菜園の半分を使っての種まきだった。
今回は試作で10月に収穫した後は、全面で再度種まきをして2月に計画されているイベントで使うのだとか。
授業は「江戸東京野菜〜新宿のむかし野菜〜」
授業に集中させるために「農業の種類について」質問をして、答えさせる。
大勢の手が上った。
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新宿で昔栽培されていた野菜として、江戸東京野菜の、内藤カボチャ、内藤トウガラシ、早稲田ミョウガ、鳴子ウリについて、話した後、伝統小松菜の物語と、東京の雑煮のルーツについて説明。
生徒たちに、自分の家のお雑煮を聞いてみた。
東京には全国の人々が集まっているから、いろいろなお雑煮がある。
また、同校には外国籍の生徒も多く、お雑煮がない家庭もあり、数人に聞いて次に移った。
同校では、ヤギを飼っていた。
黒が親のハッピーで、白は子供のスマイルだが
子どものほうが大きく育った。
尚
東戸山小学校の授業には、都市農地活用支援センターが実施している
"「農」の機能発揮支援アドバイザー" として派遣されました、
ご活用ください。