2017年09月27日

「新宿とうがらしサミット2017」が学習院女子大学で14校が出席して充実の活動報告が行われた。


「新宿とうがらしサミット2017」が、9月24日(日)に、新宿区が後援して、新宿区戸山の学習院女子大で開催された。
実質今年で4回目になる同サミットとは・・・

おいしい水大使館の成田重行理事長が新宿内藤とうがらしプロジェクトを立ち上げ、江戸東京野菜の内藤トウガラシをメインに新宿のまち興しを行っている。

同サミットは学習院女子大学の全面的支援により、とうがらし女子が運営に協力している。

今年は西新宿方面にも活動を伸ばしていて、「新宿内藤とうがらし ぶらぶら さんぽ」が30日(土)と10月2日(月)に実施される。

そして1日(日)からは恒例の「新宿内藤とうがらしフェア」が9日(月祝)まで開催されるが、これらイベントに先立ってサミットは開催されている。




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2013年に、内藤トウガラシが、江戸東京野菜に認定されたことを弾みに、成田理事長は 2014年からは食育授業に着目して、積極的に小中高を始め、新宿調理師専門学校なども巻き込んだ活動を展開している

第1回は新宿御苑を会場に計画されていたが、その年はデング熱がはやった年で新宿御苑が閉鎖されたこともあり、急遽各校の活動の様子は新宿四谷区民センターに展示された。

第2回からは、学習院女子大学に会場を移し、開催されてきてた。





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開会に当たり、特別後援をしている学習院女子大学の神田典城学長(写真左上)はあいさつに立ち、

学習院の内藤政武院長は内藤家の本家筋宮崎延岡のご出身で、信州高遠藩の内藤家で栽培されていた内藤トウガラシと縁が出来たことを喜んでいると・・・・

後援の新宿区吉住健一区長(写真右下)は、新宿の伝統野菜・内藤トウガラシを小中学校や生徒の皆さんが研究することを喜んでいると・・・、





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新宿区立四谷小学校の6年生による、四谷の未来創造プロジェクトの活動が、内藤とうがらしを使った商品やゲームの開発等多彩な活動が展開された。
活動を通じて内藤とうがらしが、ますます好きになった。と云う。

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西戸山小学校の4年生と、落合第六小学校の5年生は、学校行事のために欠席となったが、活動の様子は、成田理事長から紹介された。

西戸山小学校では、内藤とうがらしの他に、タカノツメ、万願寺トウガラシ、ピーマンを一緒に栽培し、ピーマンが辛くなるかの研究もしていると云う。

落合第六小学校では屋上菜園で栽培したが、6月と7月にムクドリに葉を食べられてしまった、150mのネットを購入して張ったという苦労話が発表された。





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西新宿小学校の4年生は内藤カボチャの発表を行った。
調べ学習が行われていて、内藤かぽちゃの歴史や、内藤カボチャの特徴、内藤カボチャと西洋カボチャの違いなどを調べて発表されていた。

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大久保小学校が、内藤トウガラシを食育で取り組み始めたのは、8年前の2010年に大久保小学校の岡村理絵先生がはじめられたが、毎年継続して、授業が行われていて、今回はトウガラシの葉を炒って、お茶を作りお茶会の準備を進めていると云う。




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都立園芸高校の江戸東京野菜プロジェクトの皆さん、
内藤とうがらしの何処が辛いか知ってますか、と皆さんに問いかけた。
数人で試食をしたようだが、上から順に辛くなった。
タネが辛いと思っていたが、一番辛いのは胎座と呼ばれる所だったと発表。

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都立新宿高校は、大正12年に新宿御苑の一部を譲り受け開校した学校だけに、内藤とうがらしを栽培るのは、意義深い。20名で80鉢を栽培している。

都立戸山高校は、学習院女子大学に隣接する南側で、かつての尾張藩の戸山荘跡地にある。
同校は、内藤とうがらし、赤とうがらし、タカノツメとの辛さを、友人の表情で比較をすると云う、ユニークな発表でした。





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学習院内藤とうがらし・かぼちゃプロジェクトについては、学習院女子大学の品川明教授から紹介された。
神田学長の挨拶にあったように、内藤家のご縁もあり、学習院として内藤トウガラシに取り組んでいて500鉢以上か栽培されている様子が紹介された。

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学習院幼稚園、学習院初等科、学習院中等科、学習院女子大学




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とうがらし女子のリーダーとして毎年フェアを盛り上げている関原成妙さんたちは、お揃いのエプロンでサミットの運営を担当した。

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とうがらし女子の片岡仁美さんと分箭聖子さん

新宿中学からは、栽培を始めたばかりだとして片倉元次校長(写真右上)が報告された。

早稲田大学農楽塾、
かつて早稲田の地は田圃かミョウガ畑かと云われる地域であったが、かつて副総長をされた堀口健二教授の指導で2004年、大隈庭園内に水田を作ったことを発端に、田植えから収穫までの活動を展開しているが、内藤とうがらしの栽培にもかかわっていると云う。




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服部栄養専門学校は、志賀元清とんと、椎橋友介さんが「おいしいサイエンス」を内藤とうがらし、内藤かぼちゃを例に発表した。

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科学的に分析していくと、味覚と香りが関係していて、そこから内藤とうがらしの成分と柑橘の相性が良いことがわかり、内藤家つながりで、内藤とうがらしと、宮崎日向のへべす、それに神田明神の光こうじで、新商品を開発した。また、お酢とトウガラシの辛みはあうので、南蛮酢として商品開発し、フェア中、伊勢丹で販売すると云う。




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新宿調理師専門学校は、葉唐辛子の佃煮を紹介した。
内藤とうがらしの収穫は、当ブログで紹介している。

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収穫した葉を、茎から外して、洗浄してという工程は手間がかかったが、会場に内藤トウガラシの佃煮を持参してくれた。

頂いたが、香りも良く子どもも食べやすい甘さでおいしく出来上がっていた。



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最後に、来賓の方々から感想が寄せられた。
一般財団法人国民公園協会 新宿御苑 宍戸博支部長、
新宿御苑からは、本荘暁子さん、祖母井佳美さんと、レストランゆりの木の伊藤秀雄シェフも見えていた。

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料理研究家の宮崎里恵先生(写真左下)
HATTORI食育クラブ山本徹プロデューサー(写真下中)

新宿のまち興しに尽力されている根本二郎さんと司会を担当された、創生会の赤城マキさん。(写真下右)

最後に、
私たちは、内藤とうがらしを通じて、新宿の新しい歴史と文化を大切にしていきます。
参加者全員による宣言が読み上げられた。(写真上)

尚、この様子は読売新聞25日の朝刊都民版に掲載された。



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多くの方々が発表されたが、成田理事長から指名をいただき、江戸東京野菜についてお話しさせていただいた。
固定種と交配種の違い、タネを通して命が今日まで伝わってきた。

今回の学習や研究で終わるのではなく、次の世代にタネを伝えていくことを忘れないで、後輩たちに伝えていくことをお話しした。

新宿、いや東京、いや我が国の生きた遺産、レガシーであることを伝えた。

会場では発表した小、中学校の生徒とお話しする機会があり、いろいろと質問をうけることとなった。

お土産
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帰りがけに新商品のお土産をいただいた。


この度は、都市農地活用支援センターが実施している
"「農」の機能発揮支援アドバイザー" として派遣されました、
ご活用ください。


posted by 大竹道茂 at 00:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 内藤トウガラシとカボチャ
この記事へのコメント
ご丁寧に写真を載せて頂きありがとうございました。
これからもご指導のほどよろしくお願い致します。
Posted by 根本二郎 at 2017年10月02日 06:14
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