今年の3月、新宿区四谷にある絵本塾出版の尾下千秋社長の計らいで、新宿区立戸山図書館で江戸東京野菜の講座実施に向けたプレゼンをさせていただいた。
区立図書館の指定管理者は、TRC(叶}書館流通センター)が実施していて、TRCの新宿区立鶴巻図書館沼田正治館長から10月に実施したいからと、講演の依頼をその場でいただいた。
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20名は入れる会場に先着15名と云うことで、募集は控えめのようでチラシは3階会場の入り口に貼ってあるだけだった。
鶴巻町は、一面がミョウガの畑であったことは、記録に残っている。
鶴巻町の人たちは発見した早稲田ミョウガを大切に思っていて、鶴巻小学校には、井之口喜實夫さん親子がミョウガ園を作っているし、2014年からは鶴巻町にあるミョウガ畑の天祖神社に、ミョウガの奉納を毎年行っている。
鶴巻町で早稲田ミョウガの歴史から発見までの経緯を話したことはないだけに、15名の限度いっぱいは集めてほしかった。
しかし、参加された方は皆さん熱心に聞いてくれ、質問もいただいた。
江戸東京野菜講座は、「新宿の農業」として、内藤カボチャ、内藤とうがらし、鳴子ウリ、そして、最後に早稲田ミョウガで、早稲田ミョウガ捜索隊を結成して、数回の捜索活動で30数か所で発見した。
鶴巻町には、図書館の近くにある元赤城神社にも「神崎の牛牧」の説明板がある。
同図書館の帰りに、しばらくぶりに早稲田大学構内にある「モニュメント早稲田ミョウガ」に立ち寄った。
私立早稲田中高学校の脇に植えた、早稲田ミョウガの状態も確認してきた。
そして、平成9年に穴八幡宮に建立した江戸東京の農業説明板「早稲田ミョウガ」も・・・・