2017年10月28日

第五砂町小学校の学校保健委員会「すこやか五砂」で砂村一本ネギから学ぶ食育のあり方を語る。


江東区立第五砂町小学校(高橋修校長) では、2010年から地元の伝統野菜「砂村一本ネギ」の復活栽培を行っているが、今年で8年目になる。

今回初めて、平成29年度 学校保健委員会「すこやか五砂」で、同校の取り組みの様子をお話しする機会をいただいた。

1年生から6年生までの保護者と、高橋校長を始め先生方が、参集いただいた。
テーマは、「江戸東京野菜の砂村一本ネギから学ぶ食育のあり方」。




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そもそもは2010年の5月末に、銭元真規江栄養教諭から、江東区の伝統野菜の復活栽培に取り組みたいという相談があった。

当時、江東区では砂町小学校で「砂村三寸ニンジン」の栽培が決まっていたことから、砂村一本ネギなら小平の宮寺光政さんが栽培を始めているので、お勧めした。

すでに新学期が始まっていて、実施するにしても2学期からだ、作物の生育と、授業は一致しない。
2学期になって、プランターにタネを蒔いて、12月には畑に移植して、数回土寄せして、収穫は5年生になってからで、4月には給食に出された。

そして、ネギ坊主からの採種も5年生なってからだ。





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2011年、初めて5年生が採種したタネを4年生に贈呈する式が行われた。
タネを通して命が伝わってきたのが固定種の野菜で、その点を銭元先生がタネの伝達を「贈呈」のセレモニーにしたもの。

5年生は、思いを4年生に伝えてタネを渡す。もらった4年生は、同級生に決意の同意を求める。

固定種のタネだからできる命の伝達は、命の授業でもある。
この事例は、依頼された講演の中ではどこでも話していて、先週伺った、大阪府農業委員会大会の講演でも紹介している。





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2015年、足立区の伝統野菜「千住ねぎ」の栽培復活を始めようと足立区農業委員会の荒堀安行会長は、組織の合意を取り付けて、準備を始めていた。

2015年8月下旬、荒堀会長と足立区の職員が、第五砂町小学校へ視察に訪れ、タネの贈呈式をご覧になっていた。

足立区では今年も、区立の栗原北小学校、平野小学校、千寿双葉小学校、の3校で贈呈式が行われている。

追伸

銭元先生からアンケートの内容についてメールでいただいた。

アンケートより
・伝統野菜について知らない事ばかりだった。(4)
・食育の一部として、伝統野菜の栽培をとりいれる事は有意義な活動だと思う。(2)
・これを機会に子ども達にも農業の歴史などを話してみたいと思った。(3)

・育てたねぎを食することが出来るのも、先生や学校の努力されていたことだと分かりとてもありがたく思った。(2)
・地元の野菜が買えるお店を探してみたいと思った。

等、江戸東京野菜について知らなかったものの、先生のお話でよく理解して、大切に育てて次の世代に伝統として残したいと感じた方が多かったようです。


追録

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今年は、8月28日に種まきを行ったことは、当ブログで紹介している。

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講演前に、ネギの様子を見たが、だいぶ伸びていた。
まだ畑には定植していなかった。

後で、銭元先生に聞いて分かったが、27日と30日に定植すると伺った。

追伸

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銭元先生は、27日に定植したと写真を送ってくれた。
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