9月だったか、江戸ソバリエのほしひかる先生から、11月に先生の地元豊島区で、蕎麦がらみの講座を計画しているので、協力してほしい旨の連絡をいただいていた。
何でも、全3回の講座で、第1回目に、蕎麦を打つ、そしてそれを食べ、第2回目として江戸東京野菜の話をし、第3回目では、江戸東京野菜の収穫体験と云うもの。
現在、ほし先生のお計らいで、「更科堀井 四季の会」が行われていて、江戸の食文化を引き継ぐ、江戸蕎麦料理にバリエーションとして、江戸東京野菜の料理が加わって、新たな商品が生まれている。
今回は、公益財団法人としま未来文化財団 地域コミュニティ創造課 南大塚地域文化創造館の企画として実施されて、豊島区の皆さんにも江戸東京野菜を知ってもらえる機会が出来たことに感謝している。
「としまで学ぶ江戸東京野菜」 の講座に当たって、奈良宏二館長から紹介をいただいた。
与えられた時間は、質問に答える時間も含めてたっぷりの2時間で、余裕をもってお話をした。
現在、豊島区がルーツの野菜は、雑司ヶ谷ナスがある。
この雑司ヶ谷ナスは、豊島区立千登世橋中学校(尾崎重雄校長)の生物環境科学部で復活されたもの。
初物は、家庭科部の皆さんが調理してみんなで食べた。
その後、尾崎校長が豊島区立西池袋中学校の校長に転勤されると、同校でも栽培が始まった。
今年は、雑司ヶ谷カボチャの種が発見されていることから、栽培され、江戸東京野菜として登録をしようと準備されている。
南大塚地域文化創造館のスタッフ有馬由己子さんが講座の進行をしてくれた。
上の画像をっプする
雑司ヶ谷ナスは、雑司ヶ谷の大鳥神社に説明板を設置していることも紹介した。
次回は、29日に、練馬区平和台の渡戸秀行さんの畑で、練馬大根などの収穫体験が予定されている。
会場には、ほし先生(江戸ソバリエ認定委員長)、と松本一夫氏(江戸ソバリエ・ルシック)も、会場で見守ってくれていたが、丁度昼時なので帰りに安藤誠さんの小倉庵に行くのかと思っていたら、この日は定休日とかで・・・
JR山手線大塚駅前の「蕎麦・馳走・岩舟」に入った。

季節のおすすめ「ねぎそば」を注文したが、ねぎは鴨の油で炒めたと云うので、残った汁は蕎麦湯で薄めて飲み切ったが、旨い!!。