第11回 練馬大根引っこ抜き競技大会は南大泉の富士街道沿いにある井口哲哉園主の畑で開催された。
大会会場は。石神井、練馬、大泉の順で回っているが、同会場は第8回大会が行われた畑。
今回は記念事業として、開催1時間前にギネスに挑戦が大会会場の脇に種が蒔かれて行われたことは、当ブログで紹介紹介している。
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開会に当たって、大会副会長の榎本高一JA東京あおば代表理事組合長が、主催者挨拶を行った。
この大会、練馬区の小中校の生徒で練馬大根を食べたことのある生徒は少ないことから、開催しているもので、
練馬大根を生産者に作ってもらい肉体的負担の大きい抜く作業は、一般募集して皆さんに抜いてもらう。スポーツ感覚で・・・・。
八方晋一審判長から今年のルールが発表されたが、競技は30秒で何本抜けるか、これまでの大会では最短時間。
粕谷佳紀大会事務局長に話を聞くと、練馬区が伝来種(固定種)としている白石好孝さんが採種した種を播種したが、今年は播種した後、長雨で太陽が出なかったこともあり生育が大幅に遅れてしまったと云う。
大会に先立って、選手は畑に入り、練馬ダイコン引っこ抜き方教えますの曲で坂田有紀さんのリードで準備体操が行われた。
大会は予選から始まった。
決勝戦に出場する10名を選ぶための予選で、多く抜いた上位10名が選ばれた。
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迫力ある写真を撮ろうと、カメラマンが下から狙う。
JA東京中央会は協力組織として例年広報部か手伝っているが、西澤希芳部長と高橋洋平さんにお会いした。ご苦労様!!
会場では記録用にと、主催者が今回初めて広いダイコン畑上空にドローンを飛ばしていた。
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どんな映像が撮れるのか興味を持ったので、色々とお話を聞いたが、上空からの大会の様子は迫力満点だった。
会場では、JA東京あおば女性部が練馬ダイコン汁をつくって参加者に無料でふるまわれた。
江戸東京野菜コンシェルジュ協会の納所二郎理事長、佐々木昭理事、練馬区などでお料理の講師をされている齊藤朝子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ)も会場に見えていた。
大会実行委員会副委員長の浅井葉子(練馬区産業経済部参事)
大会実行委員会委員長の渡邉和嘉氏(JA東京あおば常務)と納所理事長(写真右上)
大会事務局長の粕谷佳紀さん(JA東京あおば 地域振興部部長)
大会実行委員会副委員長の内堀比佐雄氏(JA東京あおば常務)と
大会実行委員会副委員長井口哲哉園主(写真右下)
今年も江戸東京野菜コンシェルジュの代表・大野憲司さんが出場した。
大野さんは第2回大会と、一昨年の第9回大会で2位になっており、今年もリベンジで優勝を狙って参加されたもの。
今年から、ニューフェース次女も参加。
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予選を14本(30秒)で2位通過した大野さん。
決勝は1分間となった。
大野さんは優勝を狙って快調に飛ばしたが30秒経過で当たった大根が抜けない(下の写真中央)
この大根にこだわりすぎて、次々に他のアスリートに抜かれて、ベストスリーにも入れなかった。残念。
選手権の部
男性 女性
1位 21本 千葉拓史選手 18本 柴村ちどり選手
2位 20本 河合貴之選手 17本 小倉悠里選手
3位 20本 杉田泰人選手 17本 小林麻恵選手
昨年優勝した千葉拓史さんが2連勝を飾った。(写真右下)
選手が抜いた練馬大根は、スタッフがトラックの場所まで運び、トラックはJAあおば石神井支店の駐車場に作られた洗い場できれいに洗って、袋詰めして各学校に配り、翌日の給食に出されると云うもの。
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大会終了後は、大会会場に残された練馬大根を、大会スタッフの他、会場におられた皆さん全員で抜いてもらって、トラックに積み込んだ。
練馬区立光が丘秋の陽小学校の佐藤綾子栄養教諭は、学校給食の様子を、同校12月4日のHP学校日記に掲載した。