暮れの30日に、小平の農家・宮寺光政一さんに誘われて一橋学園にある中国宮廷麺の「なにや」に伺った。
30日は1年に1日だけ販売される縁起物の「五色麺」を食べに行こうと云う。
麺打師の松村幹男さんは、翡翠麺の技術を生かして、ブルーベリー(地元島村速雄氏生産)の果実を麺に練り込んだのを始め、宮寺さんが栽培した野菜を練り込んで「五色麺」を前日から仕込んでいる。
例年、開店の11時半前には行列ができ、松村さんがドラを鳴らして、並んだお客さんに挨拶をされてから開店となる。
五色麺は、各色の麺が五色あるのではなく、一本の麺が五色になっていると云うもので、麺を打つのに手間がかかっていて、特許申請も行われていると聞いている。
お昼は、行列が出来ていて、店主の松村さんと話すこともできないので、2時過ぎに行かないかと云うので、
宮寺さんにお任せしたが、事前に電話をしておいてくれたようで、特別に取っておいてくれた、縁起物の五色麺をいただきながら、松村さんと親しくお話をすることもできた。
壁に貼ったメニューには、この店の人気商品「手打三色大餃子」「当店の宝物」「別名唐三彩大餃子」「3ケ540」の文字。
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この餃子の皮、ニンジン、ホウレンソウ、を練り込み、生地の白を含めて、「手打三色大餃子」として販売してきた、手打三色大餃子は2個から焼くともある。
人気商品ゆえに、手打三色大餃子だけを注文するお客もいるらしく、その場合はスープ付きで650円。
壁を見ているだけで、手打三色大餃子の人気のほどが理解できる。
同店には、江戸東京野菜のポスターの他、江戸東京野菜暦のカレンダーも貼ってあり、江戸東京野菜を支援していただいている。
そんなことから、当ブログで紹介した「つなぐ通信」を宮寺さんに頼んで30冊ほど持って行ってもらい、置かせてもらっている。