仕事始めの4日、練馬に行く用事があったので、江戸東京野菜の栽培の他、講師としてもお世話になっている井之口喜實夫さんのお宅に新年のご挨拶に伺った。
畑のトンネルには、本業のキャベツの苗づくりが始まっていて、双葉が芽生えていた。
江戸東京野菜としては、暮れの25日に早稲田ミョウガの伏せ込みも終わったそうで、このところの寒さもあってかまだ芽が出ていないが、春に向かっての準備が始まっていた。
昨年から千住ネギの出荷が行われていたが、地元のホテルカデンツァ光が丘が使ってくれていると云う。
丁度、昼時に伺ったものだから、井之口さんから千住ネギを食べに行きましょうと、お誘いをいただいた。
井之口さんが行ったことで「日本料理 むさしの」の渡邊勝板長が席まで挨拶に来られ、井之口さんと新年の挨拶を交わしておられたが、一品料理で、「千住ネギのぬた」と「あらのちり蒸し」を出しましょう。とのこと。
メインの、「天ぷら御膳」
天ぷらは、海老、穴子、茄子、南瓜、獅子唐・・・・・。
お造
鮪、鰤、海老
香の物
赤出汁
紅麹で炊いた紅白御飯
なまこ吟醸漬
お料理をいただいているところに・・・・・・・、
「千住ネギのぬた」は、会席料理の「雪化粧」に、
「鮪辛子酢味噌和え」として、菜で「井之口さんの千住葱」
と表示されている。
ネギの甘さに、後からピリリとした辛子の刺激が爽やか・・・
会席料理の「依代(よりしろ)」の煮物に、
井之口さんの千住葱が表示されている。
根深の部分を細く切って蒸してあり、ポン酢で戴くが、美味しい。
追録
渡邊板長の春の特別賞味会が3月3日にあるとチラシが貼ってあった。
井之口さん、ごちそうさまでした。