インターネットジャーナル社の食品サポート連合では、毎月神田の学士会館で経営者情報交流会を開催しているが、1月の会では「食品トレンドを知る・学ぶ」の基調講演で江戸東京野菜の現状について説明を依頼されていた。
経営者情報交流と云うことで、江戸東京野菜を食品素材としてどのような使い方があるかを事例として紹介することにした。
江戸東京野菜は、毎年新たな発見があり、現在48品目が登録されていて、これらの発見復活については、一つひとつに物語がある。
今回与えられた時間は、質問も含めて40分足らずと云うことで、フードボイスのブログで「早稲田ミョウガを探しませんか」と呼びかけたことから始まった、早稲田ミョウガの発見物語を紹介した。
用意したパワーポイントでは、東京の文化遺産として、次世代に伝えたいと、小学校などでの食育授業などを紹介。
地域の伝統野菜は、地域のおもてなし食材として、飲食店の取り組みを・・・・
東京都庁の食堂で毎月実施されてきた、西洋フードコンパスグループの取り組み・・・・・。
江戸ソバリエ協会、アトリエグー、更科堀井とのコラボ、「更科堀井の四季の会」なども・・・・。
今年は江戸から東京になって、150年と云うことで、東京都では4月から江戸東京野菜も活用しながらイベントが開催される予定との紹介を行った。
経営者の皆さんには、当ブログで紹介している「つなぐ通信」が江戸東京野菜特集を組んでいることから、その広がりが分かりやすいので、資料としてお配りした他、
今月11日、17日に開催される「江戸東京野菜のまるごと体験」企画のチラシと、
1月21日に、ホテルアジュール竹芝が自主企画している料理イベントのチラシも、参考に配布した。
ブラジル ビジネス グループ専務の橋本秀吉氏(3世)が初めて出席され、在日ブラジル人の食品企業の情報が紹介され、販路拡大を模索していることが報告された。
ブラジル料理については、代表的な有名料理があるとか、特徴的な味か知れ渡っているわけでないので、一般食品の中に埋没してしまっているようだ。
橋本専務とは帰り際に名刺交換をしたが
左隣の女性は、CCコーポレーションのセリア コヘイアさんで、在日ブラジル人向けのマーケティング・イベント企画・プロモーションの仕事をされているとか
橋本専務の話では、今年は、日本人がハワイに移住して150年、ブラジルに移住して110年、
そして、日系ブラジル人が日本に移住30周年だそうだ。
会員企業の報告では、
「我社のマーケティング戦略」として会津米物語をグリーンサービスの新国文英会長から、また、ビジターとして富士コーポレーションの上嶋仁志社長か富士山水の販売戦略が報告された。