昨年の11月に開催された第3回鎌倉大根収穫祭以後、鎌倉だいこん未来研究クラブの会員が集まる機会がなかったが、新年早々都合のついた方々が15時から集まると云うので、アドバイザーとして参加した。
未来研究クラブは現在花村勝男さんが代表をされていて、当日参加されたのは、看護師をされていて収穫祭では庶務を担当された名和幸子さん、NPO鎌倉広町の森 市民の会理事の渡邉公子先生、女将の愛犬とが散歩友達だと云う平山眞さん、博子さんご夫妻。舞踊家で坂東流家元の阪東遥先生、そして女将の佐藤えださん。
皆さん、鎌倉大根への思いを語り、未来研究クラブの取り組みについてお話をされたが、そんな中から2018年の取り組みについても、まとまっていった。
花村会長は、「鎌倉市民に鎌倉大根を知らせるには、年1度の収穫祭だけではだめで、四季毎にイベントをやるぐらいでないと・・・・。」との考え方を持っておられた。
女将のえださんは、「渡辺先生が鎌倉大根で染めた衣装で、阪東先生に踊ってもらう」また、「染色を子どもたちに教える」を考えていた。
福来鳥の菜園には、鎌倉大根が寒さに耐えていた。
渡邉先生は、鎌倉の歴史文化を次世代に伝える活動を色々されているが、鎌倉大根で草木染めをしたら、きれいなグリーンの色が出た。
話を聞くと、菜花などアブラナ科の植物で草木染めをすると、黄色に仕上がるそうで、こんなきれいなグリーが出るとは思わなかったとも・・・。
阪東先生は、グリーンに染まったシルクを手にして、衣装が作れないか考えているようだった。
皆さんの意見でまとまったのが、ハマダイコンの花が咲く由比ガ浜で、5月の連休後あたりに、春のイベントを行う。
11月には、例年通り収穫祭を行うという案がまとまった。
今後、担当者を決めて、イベント内容を検討することになる。
野菜の学校の草間壽子先生に、
ハマダイコンサミットが出来ないか提案をしている。
鎌倉大根を始め、出雲おろち大根、会津のアザキ大根、
米沢の梓山大根、鶴岡のピリカリ大根、沖縄にもある。
商品化はされていないが、実は東京都内にも生えている。