2018年01月18日

第2回の「江戸東京野菜をまること体験、見る、獲る、知る、食べる」は、練馬の渡戸秀行さんの圃場へ


「江戸東京野菜をまること体験、見る、獲る、知る、食べる」の企画は、、飲食店等事業者を対象に企画され、主催はJA東京中央会で、江戸東京野菜コンシェルジュ協会はお手伝いをしていて、11日と17日の2日にわたって開催された。

第1回は、三鷹の冨澤剛さんを訪ねて伝統大蔵大根を見て、収穫して、知り、食べたことは、当ブログで紹介した。

前回同様、新宿駅南口下車の、JA東京アグリパーク前に集合して、目的地は、練馬区平和台の渡戸秀行さんの圃場へ、

JA東京中央会水口均さんは、江戸東京野菜担当と云うことで主催者挨拶。
バスの中から、司会進行を担当する江戸東京野菜コンシェルジュ協会福島秀史理事は、昨年から農業を実践していることから、生産者としても自己紹介。





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この時期、江戸東京野菜が畑に残っている生産者として渡戸さんが選ばれたが、コンシェルジュ協会としても何度もお世話になっている。

豊島区の「江戸東京野菜をたずねる」講座で、皆さんに練馬大根を抜いてもらった。

コンシェルジュ協会の「江戸東京野菜の山分け収穫体験」も、

冬の江戸東京野菜を学ぼう」でも協力いただいた。

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今回も練馬大根が対象だから、皆さんに抜いてもらったが、参加された飲食店の皆さんは、初めての体験だったようで、悪戦苦闘されていたが、それでも折らずに抜いた。





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知り、食べるは、会場をJA東京あおは゛の春日町支店に移動して行われた。

前回同様「江戸東京野菜には物語がある。」をパワーポイントを使って紹介した。

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物語は、家康が構築した都市づくりによる、江戸の成り立ち、
練馬で大根を栽培させた物語り、八代将軍吉宗が名付けたという、伝統小松菜の物語り

政義青果の井上雅敬さんは交配種の一般野菜と違って物語があることに、面白いと。
豆たくの主人澤田拓二さんは、農業説明版が都内に50本も建立されていることに興味を持たれ、50本を巡りたいとも・・・・、






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渡戸秀行さんの栽培した、練馬大根、伝統大蔵大根、滝野川大長人参。馬込三寸人参。品川カブ。渡辺早生ゴボウ。千住ねぎ、練馬大根の干し大根を、展示してみてもらった。

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前回同様、食べ比べを行ったが練馬大根の生と、干し大根。
滝野川大長人参と馬込三寸人参。

スタッフによる料理は、当協会理事の上原恭子さんと松嶋あおいさん、コンシェルジュの八幡名子さんが担当してくれた。

練馬の女性部が練馬大根引っこ抜き競技大会でふるまう「すずしろ汁」と、練馬大根フリット、馬込三寸ニンジンの明太子炒めが提供された。

すずしろ汁に入れられた野菜は、練馬ダイコン、馬込三寸ニンジン、滝野川大長ニンジン、砂村一本ネギ、渡辺早生ゴボウ

特に練馬ダイコンは、大根おろしを乗せたが、交配種の青首大根と違って、ち密で水分が少ないからまとまって椀に入れたが、これを汁に溶かしていただいた。





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江戸東京野菜を使ったお弁当は、大泉の「小料理 石井」(03-4283-1430)の石井公平さんが張り切って二段重ねで作り会場に持ってきていただいた。

上の画像をタップする

持ってきてくれたことで、参加者に江戸東京野菜を使う思いも語ってくれた。

スタッフは、写真右の右から、福島理事、八幡さん、松嶋理事、上原理事




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本日の献立 平成30年1月17日(水)
上段
切り干し大根、馬込三寸人参胡麻和え、
渡辺早生牛蒡きんぴら、あやめ雪甘酢漬け、甘口玉子焼
飛龍頭、千住葱肉巻き、鯖焼、

下段
ごはん(ごせき晩生小松菜とジャコ)、
下山千歳白菜柚子風味、品川蕪浅漬

生産者
渡戸秀行さん
渡辺早生ゴボウ、滝野川人参、馬込三寸人参、下山千歳白菜、品川カブ

大泉の白石好孝さんが栽培した練馬ダイコン

石神井の井之口喜實夫さんが栽培した千住葱

西東京の矢ケ崎宏行さんの伝統小松菜(ごせき晩生)

ご出席をいただいた方の中には、
東京シティ青果の松尾勇二課長、黒川博美さん、菊井直子主任
政義青果の近藤義春社長も来られていた。

また、東京プリンスホテルでも使っていただいたことがあったが
和食食堂の船彰宏料理長が、新たな取り組みとして来ていただいた。

恵比寿こがねの川合英夫料理長は、メニュー開発をされているそうだが
品川カブに興味を持たれ展示品を持って帰られた。




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