ウェブサイト「フード・マイレージ資料室」主宰の中田哲也先生が、このほどご著書「新版フードマイレージ」を出版され、贈呈をいただいた。
『フード・マイレージー あなたの食が地球を変える』は、2007年9月に出版されていて、地球規模の環境問題を日々の食生活から考えることが、一般化するきっかけになりました。
中田先生が北陸農政局時代に開催した「伝統野菜が地球を救う!」に、お招きいただいたことからのご縁で、今日では、江戸東京野菜コンシェルジュ協会としても、資格講座においては、当初よりフードマイレージの講座を設けて中田先生のご指導をいただいている。
中田先生は「フード・マイレージとは、食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標で、輸送に伴う環境負荷(CO2排出量)の削減に向けての有効な指標(地産地消の効果の把握)となるのみならず、私たちの食べものの産地や生産者を意識し、想像力を及ばす「よすが」にもなります。
食べることは、生きることです。「食」を見直すことは、生き直し、世直しにもつながるのではないかというような思いで(独りよがりかも知れませんが)、私はこの本を書きました。」とあります。
新版では、輸入食料のフード・マイレージの数値やデータを更新したほか、新たに伝統野菜の復活・普及の取組み等についても追記された。
特に伝統野菜とフードマイレージでは、加賀野菜を用いた献立と共に、「江戸東京野菜コンシェルジュ協会の取り組み」について7ページにわたって詳細に書いていただいた。
また、あとがきにも名前を書いていただいた。
中田先生ありがとうございました。
掲載されている品川神社での品川蕪品評会には、栽培した立派な品川カブを出品されている。