昨年の12月に文京区立誠之小学校の井上光広副校長から電話をいただいた。
何でも2月24日に、5年生に江戸東京野菜の授業をお願いしたいと云う。
同校には一昨年、学校公開日に伺っていて、江戸東京野菜のお話をさせていただいた。
井上副校長は、江東区立亀戸小学校にいらしやったことから、毎年香取神社で行われる亀戸大根の収穫祭に参加していて、江戸東京野菜には理解がある。
学校公開日だったので、保護者の方々にも後ろで聞いていただいた。
45分の中で、話すことは限りあるので、同校で栽培してきた、練馬大根、亀戸大根、伝統小松菜、三河島菜、品川カブについて、物語などをお話しした。
体育館は、暖房機が入っていたが、体育館が温まるまではいかなかったので、生徒たち(118名)は寒かったようだが、我慢して、聞いてくれた。
同校では、江戸東京野菜の栽培を、2016年から実施してているが、HPに栽培記録が掲載されている。
同校の松江美穂栄養士が情報を寄せてくれていていたので、様子はわかっているが、
文京区の教育研究激励賞「石黒賞」を受賞した内容は素晴らしく、先日、東京都が実施した都立学校栄養職員専門研修会でも、同校の取り組みを参考に紹介している。
畑が見たいと松江栄養士に案内してもらった。
現在同校は、校舎の建て替え工事が行われていて、仮設校舎で授業が行われている。
のらぼう菜が植わっていたが、これまでの畑は工事の影響で、栽培できる状況ではなかったが、新年度になってから整備するようだ。