千住ネギのふるさと足立区で、千住ネギを栽培している農家・内田宏之さんのお宅で千住一本ネギ焼きをするからとお誘いをいただいた。
昨年、内田さんのお宅で実施したのをブログで紹介したが、今年も、1月23日に行うからと、お誘いをいただいていた。
しかし生憎、大雪が降ったことから延期になっていた。
先日、練馬の井之口喜實夫さんのお宅で行われた千住ネギ焼きパーティも、井之口さんが内田さんのお宅で体験した後で実施することになっていたが、大雪のために、井之口さんのお宅が先になったことから、井之口さん方式のネギ焼きとなったもの。
今回は、押上「よしかつ」の主人佐藤勝彦さんは、お店の都合で欠席されたが、浅草葱善の田中庸浩社長、フードジャーナリストの向笠千恵子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ協会顧問)が取材のためにカメラマンを同行された。
蒸し焼きになった千住ネギは、とろけるように甘かった。
その経過を記録として掲載することとした。
上の画像をタップする。
@ 千住ネギの長さに合わせて、10cmから20cmぐらい堀る。
A まず床づくりとして、土壌消毒として稲わらを敷いて燃やす。
B 床が温かいうちに、枯れ葉などが付いたままの泥ネギを並べる。
蒸し焼きにすることからの水分の補充に日本酒をネギにかける。
上の画像をタップする
D 泥ネギに均等に3pから5pの厚さに軽く土をかける。
E 火が付きやすいように稲わらを敷いてから、
木の枝等を乗せて火をつける。
F 10分ほどで燃え尽きたところで掘り出す。
G 蒸しあがったものは熱い。
H 触れるようになったら泥や焦げた外皮を剥いていく
上の画像をタップする
こだわりのお豆腐屋さんの油揚げの中には、千住ネギを刻んで
内田農園の柚子を使った柚子味噌を入れて焼いていた。
ブロッコリーのピクルスはカレー風味。
柚子味噌と、蕗味噌、
足立区産のもち米で搗いたお餅は善哉で・・・・・
また、百合根の蒸し焼きもホクホクして美味しい。
上の画像をタツプする
畑でワイルドに、千住ネギを堪能されていた。
内田さんは、足立区の農業委員で花卉栽培農家。
この時期、足立区の花「チューリップ」の鉢植えを栽培していた。
球根の植え方や太陽の当て方など、専門的栽培法を教えていただいた。
上の画像をタップする
冬に葉が花のように見える花キャベツ。
「ハボタン」とも云う。