昨年暮れに「清瀬なみき農園セルリー見学交流会」を野菜ジャーナリストの篠原久仁子さんが企画して開催されたことは当ブログで紹介した。
セルリーはセロリと云うのが一般的だがあえてセルリーと呼んでいるのは生産者並木猛さんの一途な思いがある。
並木さんの師匠故伊藤仁太郎さんの教えを今に伝えようとするもので、「日本一のセルリー」をブランドネームにしていた師匠への恩返しだ。
今年は4月1日から収穫を始めるからと聞いていたので、10時過ぎに伺った。
暮れにお会いしているスタッフの皆さんが収穫作業をはじめていた。
ハウスの中は、暖房を入れていたが、成長期に氷点下の日が続いていたことから伸び悩んだようで、2Lクラスが昨年に比べて少ないと云う。しかし、品質は良い。
毎年、収穫作業を手伝ってくれる並木秀雄さんと一緒に収穫していくと、市川さんと西川さんが次々に袋詰めしていく
袋詰めしたセルリーを軽トラまで運んで積み込み、並木さんのお宅の作業場まで並木秀治さんと西川正義さんが運ぶ。
ハウスの外では並木さんのお母さんが地域の皆さんの応対をしていた。
この日を楽しみにしていたご近所の皆さんが早くから集まっていて収穫を待っていた。
皆さんは良く知っていて、2Lクラスを欲ほしがっていたが、生育が遅れたことを、並木さんが説明していたが、中には2、3日待つとまでいう人もいたが、「2、3日で大きくなるものではないから・・・」と説明して納得してもらっていた。