東京都市大学付属小学校(重永睦夫校長) の4年生が毎年実施しているミクニレツスン。
前回の9月は「秋の種まき、調理実習でつかう野菜を育てよう!」を実施したことは、当ブログで紹介した。
今回は、これら野菜を使って調理実習を行う。
このミクニレツスン、一年間のなかでも、調理し、自分たちが作った料理を食べることは、ハイライトで、生徒達が楽しみにしていた2時間の授業。
調理実習は、野菜サラダに使うマヨネーズづくりと、ハンバーグづくりで、生徒たちはサラダづくり班と、ハンバーグづくり班に事前に分けられていて、三國シェフのデモンストレーションには、周りを取り囲んで三國シェフの冗談に反応しながら、やることを見ていた。
マヨネーズは、スペシャルで、最後にオレンジジュース50ccを入れて撹拌した。
ハンバーグについて三國シェフが「美味しくするポイント」として3つあげた。
@ ハンバーグは材料をこねればこねるほど美味しくなります。
A ハンバーグは形を整えるときに火が通りやすくするため中央をへこまします。
B 強火で両面を焼いてから、弱火でじっくり焼きます、その時フライパンのヘリに押し付けて形を整えます。
これは、各班のシェフの技をよく見てください。
スペシャルハンバーグソースには、リンゴを一口サイズに切って炒めます。
リンゴの酸味が美味しいスペシャルソースがかかったハンバーグと、オレンジ味のマヨネーズがかかった野菜サラダが出来上がった。
ミクニレツスンをプロデュースしている松木直也さん(豆豆社)の司会進行で始まった。(写真右)
各班ともに担当のシェフとのコミュニケーションづくりは、お互いの自己紹介から始まった。
今回は12人のシェフが参加してくれた。
オテルドウミクニの松下信之シェフ、高橋裕亮シェフ、志藤稔シェフ、六本木ヒルズクラブの山口拓哉シェフ、岩崎勉シェフ、松本淳シェフ、石川貴之シェフ、ジータの福田耕二シェフ、奥沢サクレクールの高三潴修シェフ、西村洸輝シェフ、宮内桃子シェフ、湊喬央シェフの皆さん
各班のシェフ達は、生徒たちが調理しやすいようにアドバイスをしていた。
「お料理はだらだら作るのではなく、手際よくやりましょう!」という、三國シェフのアドバイス通りに・・・・
包丁を使うとき、野菜は「猫の手」で抑えると安全、と手まねで指導する。
料理の指導は各シェフに任せで、三國シェフは生徒達が調理しやすいように、終わった器や出たゴミなどをかたし、汚れたテーブルは拭くなど、黒子に徹していた。
担当のシェフと一緒に、楽しくハンバークを食べていた。
ご飯とお水は持参して
保護者の皆さんは、調理実習が始まると廊下から生徒の様子をご覧になっていた。
その後、保護者の皆さんは、英語室に移動してスペシャルハンバーグと、スペシャルサラダを食べていただいた。
お食事が終わったところで、シェフの皆さんが自己紹介。
サラダに使った野菜の一部は、宮寺光政さんが栽培した野菜。
スタッフとして協力した、写真右下は、村上貴彦さん(豆豆社)、
森川翔太さん(豆豆社)、VEGRIA FARMの由井和也さん
ソシエテミクニの岡本孝一さんと檜垣依子さん。
宮寺さんと同校の戒誠輝先生はアレルギーの生徒に
干し柿づくりを教えていた。