「爽やかな春の色 鎌倉大根で染めてみよう!!」、が先日鎌倉の大根料理の店・福来鳥で開催された。
鎌倉大根みらい研究クラブの渡邊公子先生は染色作家として鎌倉大根に注目し、草木染の手法で取り組まれたもので、
先日は、実践女子大で行われた実践家庭科研究会でも、皆さんに紹介した。
鎌倉の地に、鎌倉時代から、自生していたハマダイコンを鎌倉大根の商品名を付けた。
由比ガ浜に自生していた鎌倉大根は、鎌倉市民の信仰を集める佐助稲荷神社に伝わる故事に驚くほど符合するものだ。
会場に集まった皆様は定員の15名で、高円寺「うおこう」の女将松井つるみさん(江戸東京野菜コンシェルジュ)もお友達を連れて参加している。
始めに渡邉先生から、染色の手順等について説明があった後、各人が希望する絹のスカーフなどが手渡された。
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最初に水に浸します
染液(左下)に浸ける。
銅の媒染液(右上)に浸けて、色を定着させた。
最後に水洗いをして乾かす。
爽やかな緑色に染まったスカーフを、福来鳥のテラスで乾かす。
満足のいく色に染まった作品に見入る参加者。
追伸
同店の風呂吹き大根は、季節の物が乗っている。
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軟骨入りのつくねは、鬼おろしでおろした大根で(左上)
福来鳥名物「大根スープ」にはイチゴを入れて(右上)
梅とちりめんじゃこ入り菜飯は、青首大根の葉
おはぎには、オレンジに鎌倉大根の花が添えられている。
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野菜サラダで、大根の葉を練り込んで打ったうどんに
鎌倉大根の花がちりばめられている。
追録
今回の入門編は参加希望者が多く、
参加できなかった方のために、
5月12日(土)、5月29日(火)、6月1日(金)の
3回を15名規模で実施される。