今年は、昨年以上のイベントが各地で企画されているが、これまで江戸東京野菜コンシェルジュ協会に相談があったものは、責任をもって生産者や流通業者などを選んで対応をしているが、
今年度は松嶋あおい理事が担当となったことから、まだ畑にも行ったことのない生産者を紹介してほしいと云うので、
江戸東京野菜コンシェルジュで青果商「果菜里屋」の高橋芳江さんと一緒に、生産者を回った。
すでに決まっている大きなイベントとしては、駅ビルなどでの江戸東京野菜フェア―があり、
東京都が毎年実施している「東京味わいフェスタ」などが予定している。
松嶋理事は江戸東京野菜の生産者をほとんど知っているが、畑に行ったことがないと云うので、まず小平の岸野昌さんの畑に伺った。
内藤とうがらしプロジェクトの生産者チームのひとりでもあることから、依頼されて鉢植えを500鉢ほど作っていた。
岸野さんはメインに滝野川ゴボウを作っているの畑を見せてもらったがすでに双葉が顔を出していた。
マルチが敷かれていたが、マルチが春の強風であおられないように、土を入れたビニール袋が重しに置かれていた。
昨年、商品にならないゴボウを自家用に仮植していたので、堀川式栽培をしてみないかと話したことがあった。
ひと冬越して力強い葉が伸び始めていた。
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一本抜いてくれた。
寝かせて植えてあるので、すぐ掘れた。
一度食べてみたいと思っていて、今月29日に開催する田辺一乃さんの江戸東京野菜講談で皆さんに食べてもらおうと思っている。
滝野川ニンジンも昨年作ってもらったが、種採用に残してあった。
途中、寺島ナスの清水丈雄さんの畑も見たいと、立ち寄ったが忙しそうにしていたので挨拶だけで失礼した。
金町コカブは、抽苔が激しく、すべて抜いてあったが、お願した分は、双葉を出していた。
昨年は内藤カボチャの栽培をしてくれた立川市西砂の石川公一さんの畑に伺った。
つなぐ通信の表紙を飾った石川さんの内藤カボチャ。
皆さんからの要請に、今年も昨年以上に作りたいと語っておられた。
農場入り口の孟宗竹は、収穫が終わり残す分だと云っていたが、大きく伸びでいた。