2018年05月14日

東京の農家女性が結成しているJA東京女性組織協議会から招かれ、江戸東京野菜の現状をお伝えした。


東京の農家女性を対象にしてJA東京女性組織協議会が結成されているが、先日同組織の第61回通常総会が開催された。

今年は、役員の改選の年だそうで、これまで会長をされていた立川市の滝島順子さん(JA東京みどり女性部長)に変わって、これまで副会長をされていた葛飾柴又の杉浦美智子さん(JA東京スマイル女性部長)が会長になられた。

JA東京女性組織協議会は都内の14のJAが組織する女性部の部長で組織されているものだが、

江戸東京野菜については、消費者の間で、注目をされているが、東京の農家の間では、栽培している生産者以外、江戸東京野菜についての認識は十分ではないだけに、この席に呼んでいただいたことに、感謝している。





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JAが組織する女性部も、今では宅地にしてしまって畑のない方もおり、野菜を購入する消費者の立場だから、江戸東京野菜に注目してくれた方も多い。

新体制が決まった総会に引き続き、JA東京女性組織活性化研修会において、「江戸東京野菜の物語」を、お話をさせていただいたが、農業の専門的話は抜きにして、普段消費者の皆さんに話しているような内容で・・・、

江戸東京野菜は次代に伝えていく東京の遺産との認識を深めていただきたいとの思いをお伝えした。

お話しの最後に、各女性部で江戸東京野菜を食べる機会を役員さんから提案をいただきたいと、当研究会と中央会で協力していくことをお話しした。



追伸

お話しの中で、足立区興野の内田さんのお宅で見つかった本田ウリ、そして集まってきた千住ネギの話に、カブ菜の話をしたら、家にも直売所に出さないで食べている野菜があるという方がいらした。

新たな発見につながるかもしれない。

新会長の杉浦さんは、ライフワークとして葛飾区シニア観光ボランティアガイド「かつしか語り隊」をされているとかで、江戸東京野菜の物語についても、語ってもらいたいものだ。



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今年3月、JA女性協の創立60周年式典が中野さんプラザで開催された。
posted by 大竹道茂 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等
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