2018年05月15日

快晴に恵まれた土曜日、ハマダイコンの花が咲く由比ガ浜で第1回鎌倉だいこんの花フェスティバルが開催された。

            
鎌倉だいこん未来研究クラブの役員の皆さんが、新年早々に2018年度の新規活動を検討されてきた。
これまで鎌倉大根は佐助の畑で栽培し、収穫して食べる、草木染の取り組みも今年から始まった。

また、鎌倉市の農家に栽培してもらったことで、鎌倉野菜の一つにもなった。

そこで、今年は鎌倉の自生地、由比ガ浜のハマダイコンを守っていく活動が必要だとして、由比ガ浜の自生地でのイベントの開催を決定したもの、





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当日は11時開催だったが、テント張などの作業は10時すぎから始まった。

上の画像をタツプする

会場には、私がご案内した方々が早く来るといけないので、江ノ電の長谷駅下車で、10時前には着いた。

当日は動画で配信しようと、フードボイスの講師をしている関係で、新田真一社長にお願いしていたもので、カメラマンと一緒に行くからと連絡をいただいていた。

未来研究クラブの役員さんは、佐助の大根料理の店「福来鳥」に集合してから、資材を車に乗せて来た。

全体を仕切った花村勝男代表(写真左下)、受付を担当される平山眞さん、博子さんご夫妻(写真右下)、資材の運搬の府川七郎さん、

名和幸子さん(写真右上) の司会進行で始まった。
「このクラブは鎌倉佐助稲荷に残る伝説の「だいこん」を地元の産物としてよみがえらせたいと、熱意を注いてでいる大根料理のお店福来鳥のオーナーを中心として発足しました。

2年前までは沢山咲いていましたが、現在はご覧のような現状です。かつてのような光景を取り戻すとともに、鎌倉だいこんが伝統野菜として育成されていくように、皆様方の支援、協力を願って、開催いたします。」






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鎌倉だいこん総合アドバイザー(総務省地域力創造アドバイザー)として、鎌倉だいこん発見の経緯について、説明を行った。

鎌倉だいこんの説明は、これまでパワーポイントで行っていたが、野外のテント張りと云うことで、A3の写真をボードに貼って持参して、写真を見せながら説明を行った。

上の画像をタップする
@ 佐助稲荷に伝わる故事について、お話ししたが、
内容は当ブログで・・・。

A 故事にある由比ガ浜に自生していたハマダイコンの種を収集し、
佐助の畑で栽培を始めました。

B 鎌倉時代にあった大根の根拠は、昨年の収穫祭で説明しているが、
山形大学の江頭教授から山形の写真をいただいている。


C 鎌倉の農家山森金雄さんが栽培してくれたので
鎌倉だいこんは鎌倉野菜の一つとなった。

鎌倉だいこんは、全国紙の農業共済新聞トップで紹介されている。






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舞踊家・坂東流志賀次派家元の坂東遥先生による
「天のひふみ呼吸法」の実演と体験。 

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2015年「遥 吉祥の舞」から「天のひふみ呼吸法」を編み出した。

坂東流家元・坂東遥先生指導による体験は、
5月24日にも予定されている。

花村クラブ代表は、音量担当、動画をフードボイスが撮影をしていた。






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音楽ユニット『foolish fish(清水友美&林潤)』による 歌とダンスのパフォーマンス

清水さんは、ピアニスト、シンガー、ダンサー、作曲・編曲家、
女優、MC等、湘南を中心に幅広く活躍中

上の画像をタツプする
ピアニカの友美さんにギターの林さん

鎌倉だいこんの草木染で染めたシルクを使っての創作ダンスは、
会場を広く使って踊る友美さん

佐助の畑で栽培した鎌倉だいこんの花を使って・・・

5月から6月に出演するチラシをいただいた。






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染色家・渡邉公子先生による鎌倉だいこんの草木染めの紹介

上の画像をタップする

渡邉先生が、佐助の畑から収穫してきた鎌倉だいこんを使って、草木染の仕方を紹介した。




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昼食は、会場近くのカフェバー麻心(まごころ)のお弁当






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豊橋創造大学短期大学部キャリアプランニング科の木下賀律子教授が、早朝豊橋から藤沢回りで来られた。
木下教授は、4月に江戸東京野菜コンシェルジュ協会が実施した講座にご参加いただいていて、大根についてご研究をされていることから、鎌倉だいこんについても興味を持っていただいた。

稲瀬川の碑には「・・・・・治承四 年(1180)十月 政子鎌倉に入 らんとして来り・・都合 により数日の間此の河辺の民 家に逗留せる事あり 頼朝が 元暦元年(1184)範頼の出陣を見送りたるも 文治元年(1185)義朝の遺骨を 出迎へたるも共に此の川辺な り・・・・・・・」とあり、この地は頼朝に縁の濃いところだった。

上の画像をタツプする

動画撮影にきてくれたインターネットジャーナル社の新田真一社長を佐助稲荷に案内する。

NPO法人 ジャパンハーブソサエティー、イベント委員会の岡田和子委員も来られたので、木下教授とご一緒に、佐助の畑と、佐助稲荷にご案した。

追録

木下先生からのメール
「本日は、大変お世話になりありがとうございました。

鎌倉だいこん未来研究クラブの方々にも砂地でのテント張りやおいしいお弁当、その他諸々、お世話になりました。
本研究クラブの皆様の更なるご活躍を期待しております。

由比ヶ浜が鎌倉時代の昔から浜大根の地であったことは本日の大きな収穫でした。
おかげさまで、大根の研究がますます面白くなってまいりました。 木下 賀律子」
とあった。

岡田さんからのメール
「先日は「鎌倉大根の花フェスティバル」では大変お世話になりました。

とても有意義で愉しい一日を過ごすことが出来ました。
「鎌倉大根染め」もミニ体験させて頂くことが出来ました。

出演者・スタッフの皆様の鎌倉大根存続への熱い思いがとても伝わってきて大変感動いたしました。
「鎌倉大根」の活動がますます発展されますことを期待し応援したいと思っております。

また、木下様との新たな出会いがあり、楽しい一日となりました。
ありがとうございました。 岡田和子 感謝!」


木下先生、岡田さん、
ありがとうございました。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説の鎌倉大根
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