2018年05月17日

鎌倉の佐助稲荷神社に伝わる大根の故事を訪ねて木下教授と、岡田委員を案内した。


鎌倉だいこん未来研究クラブ(花村勝男代表)では、12日(土)に、鎌倉だいこんの自生地、由比ガ浜において、第1回鎌倉だいこんの花フェスティバルを開催したことは当ブログで紹介した。

当日は、遠路愛知県豊橋から、豊橋創造大学短期大学部キャリアプランニング科の木下賀律子教授が、また東京からは、NPO法人 ジャパンハーブソサエティー、イベント委員会の岡田和子委員も来られた。

お2人とも、江戸東京野菜の講座を受けていただいたご縁から、鎌倉だいこんについても、その物語性に注目されて、由比ガ浜まで、お運びいただいたもの。

フェスティバルについては、鎌倉だいこんに伴う、イベントに参加していただき、故事にある佐助の圃場を視察。また、佐助稲荷神社にも参詣いただいた。






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福来鳥の女将えださんから、大根の研究に、遠路お出かけいただいたのなら、是非、福来鳥のお料理を食べて行って欲しいとの話があり、同店に案内をした。

上の画像をタツプすると福来鳥のHP






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福来鳥の「風呂吹き大根」

上の画像をタップする
ほろ酔い気分(鎌倉ビール漬大根)
冷たい大根スープ

人見ニンジン100パーセントジュース
人見ニンジンは、鶴見近くの伝統野菜

早朝から、16時頃まで、お疲れになったようだが、
大根の研究をされているうえでお料理も、研究対象の一つ。


岡田さんは、昨年江戸東京野菜の講座を開き、今年1月にはミクニマルノウチで江戸東京野菜を食べる企画を開いてくれた。

同法人の機関紙「The Herbs」に掲載されたと、持参してくれた。

伝統野菜は食べることが大切で、江戸東京野菜と同じように、鎌倉の大根料理の店「福来鳥」にも、是非来て食べていただきたいと思っていた。





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カレー味の大根焼スープ゜

上の画像をタツプする
ゼンマイの甘酢漬け
大根葉とワカメの菜飯


木下先生が受講いただいた、江戸東京野菜の講座では、試食で早稲田大学周辺で発見された「早稲田ミョウガ」を陽に当てないようにして栽培する「ミョウガタケ」を食べていただき、参加者に配られたお土産の「早稲田ミョウガタケ」をご自宅で調理されようだ。






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デザート
イチゴと大根の白ワイン煮

上の画像をタップする
イチゴとプリン、サクランボのジャム

由比ガ浜での昼食の時間、沖合を見ながら、木下先生に江戸の川柳、

「鎌倉の 波に早稲田の 付け合わせ」
を紹介した。

江戸から見ると鎌倉は、三浦半島の先は外洋で、
「鎌倉の波に」は、黒潮に乗って泳ぐ「鰹」をイメージ、  
「早稲田の付け合わせ」は、江戸のブランド野菜の一つ
「早稲田」と云えばミョウガで、江戸っ子が好きな
鰹を早稲田ミョウガを付け合わせで食べることとをイメージしている。

追録
木下先生のメールには
「先生のご講演から始まり、各種のイベント、そして
佐助の畑や稲荷神社、福来鳥さんでの見事な大根料理に至るまで
ご配慮いただき、実に有意義な一日となりました。

由比ガ浜が鎌倉時代の昔から浜大根の地であったことや

「鎌倉の 波に早稲田の 付け合せ」
の川柳に出会えたのも本日の大きな収穫でした。」
とあった。

岡田和子さんのメールには、
「・・・省略 佐助稲荷神社、福来鳥さんの鎌倉大根畑をご案内頂き、
そのうえお料理まで頂くことが出来
どれもが味わい深くその美味しさに感激致しました。
感謝でいっぱいでございます。

また、木下様との新たな出会いがあり、楽しい一日となりました。
ありがとうございました。」
とあった。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説の鎌倉大根
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